2024/02/15

GT40mk1 スイッチパネル修復 その5

 

GT40スイッチパネルがやっと下地まで完成した。プラサフの上に噂のミッチャクロンを塗布したところでストップ。上塗り用に買っておいた半艶耐熱塗料がダッシュパネルの質感と全然調子が違うコトが判明。












黒の在庫塗料を吹いて比較するも、どれも、違ーう!

 やっぱりな...。ある程度は想像していた。

半艶はほぼ艶消しだった...  _| ̄|○











急ぎ探しまくってカンペハピオの3分艶を発注。合うかな...。合わなかったら間に合わない...。 



ちなみにミッチャクロンの上に黒吹いて、セロテープ貼って剥がしたら、無しの部分は塗料ごと剥がれたけど、ミッチャクロン処理した部分は剥がれなかった。スゴ!こういうコトか。




いよいよ上塗り。




探しに探しまくった3分艶のアルミ用スプレー(関西ペイント)が想定通りダッシュパネルと質感が近くてバッチリな仕上がりになった!

3分艶は、たぶん日本にコレしかない。あと100本くらい買っておく。






気温が低いから(3℃~8℃)完全乾燥に数日かかるので、居住棟のファンヒーターの近くに置いたり、日向ぼっこさせて乾燥促進中。







秘密のハナシ。吹き始めと吹き終わりは対象物に当てちゃいけないのにやっちゃって「だま」が2か所できて、乾燥後に耐水ペーパー#600→#1000→#2000 で修正したのはナイショ。

人生や仕事同様、リカバリー力が重要なのである(苦笑)



GT40mk1 スイッチパネル修復 その4

 











スイッチパネルの塗装が完全乾燥する間にほかの作業。外は快晴なのに、GT40のスイッチパネル用のラベルをダイモテープでチマチマと作成中。





200台しか生産されなかったオリジナル車両は今や4億円~。レースヒストリーのある個体はもっと。ル·マン ウィナーは30億円(+_+)...。

GT40は量産車じゃないから、トグルスイッチの並びや数も個体によってバラバラだし、スイッチ名の刻印なんて無い。だからそんなお高いオリジナル車両でもダイモでラベリングしてあるンだな。

当時物ビンテージダイモは字間が開いてるので半分戻しながら刻印するから失敗続き。指挟んで痛いし。でも楽しい。











赤か黒しか使わないと思うンだが。


















果たして、テープの粘着は大丈夫だろうか。一晩経ったら剥がれてるとかないだろうな。塗装が剥げるってコトも...。 なったらなっただ!




2024/02/12

GT40mk1 アンペアメーター交換 その2

 

今日は80件のふるさと納税の梱包·発送作業をして、ようやく夕方からGT40のアンペアメーターの照明新設作業。



1.5tのアルミ板を90度ツイストさせて1/2インチのホールソーで開口してソケットホルダーを嵌め込んだ。

最少パーツ構成でナセル内に当たらないようにあれこれ考えて、当ててみたり外したり削ったりで時間かかる。
























最初はCOBRAで使ってた60年代の金属製ホルダーを嵌めたが、短絡が怖いので元々付いてたSMITHS製メーターの樹脂製ホルダーに変更。




いざ取り付ける段階になって、ゴム製のホルダー10個セットを買っておいたのを発見(笑)。溝付きなのでホールドもバッチリ。3度目の正直で決着。



メーターを結線して作動確認しようと思ったら来てる線が思いのほかぶっとくて入る圧着端子の在庫が無かったので明日スーパービバに買いに行くコトに…。

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やっと結線完了。なかなか良い感じに。このあと、左の燃料計の照明は上からに変更し、アンペアメーターの明るさを抑えてすべて同じような雰囲気の照度に調整した。







アンペアメーターには新設の赤いケーブルが繋がれていた。キーオンしなくてもどちらもプラス電源だった。あと、取り付けセンターボルトにアース線が繋がっていたのだが、メーターは動いていなかった...。ううーむ。この新しい赤い2本はいかに。

のちに配線図を入手すると、傍にあったよ。元の配線が。スターター以外の電気すべてがバッテリーから直でアンペアメーターを経由してイグニッションへ向かうためアンペアメーターは殺しておいた方が無難ではあることを聞いた。なるほどねー。確かに大電流が流れるのでこの端子が焼けてる。ただ、大電流にこのスペード端子は無いだろう。丸穴の圧着端子でナット留めが必要だ。接続するか、考え中。
















2024/02/09

GT40mk1 スイッチパネル修復 その3

 

GT40のスイッチパネル、FRPは硬化したがこれからパテ修正〜サフェーサー吹き〜水研ぎして下地調整。気温が低いので塗装には向いてない季節。






















GT40パネルスイッチの水研ぎを23:00から1時間だけやる。最初は320番で。目を瞑って指先でなぞって充分滑らかだが、まだわかるので明日の夜から再開予定。ちょっとした窪みに入れといたパテは掘れて取れちゃう。水研ぎ完了したら最後にもう一度擦り込んで軽く研ごう。















翌日、GT40スイッチパネル用の即席塗装ブースを作成。











気温が低いのでファンヒーターでパネルとサフェーサーを暖めてから吹く。スイッチ穴を開ける位置が把握しにくいのでプラサフを軽く吹いておく。するとピンホールがあちこちに。白だと発見しやすい。関係ないところにもあるし。



















風呂入って晩飯食ってから門限23:00まで、GT40のスイッチパネルの穴開け作業。作図して寸法出ししておいたが墨出しは慎重に。





















ドリルセンターがズレないように細いドリルから3段階に分けて穿孔。スタータースイッチだけ20φでほかは14.5φ。
















20mmφのホールソーは持ってたのだが、
1/2インチ(14.5mm)φは持ってなかったので購入。




表面から開けないとバリが出るので不安定だが裏に当て木をしてエイヤッと。














強度は高いのだが切削は楽なFRP。

サクサク削れるから気持ちいい。










イイ感じに開いたぞ。

















元の穴を埋めた裏側はレジンの厚みがあってスイッチのネジが届かないので座グリをしてやる。これでバッチリ。次は表面のピンホールを修正して、開口部のバリ取りして再度水研ぎ。































ふむ、イイんじゃない?






















おっしゃ、あとは塗装だ! ようやくヤマは越えた感じ。 












2024/02/03

GT40mk1 アンペアメーター交換 その1


GT40、スイッチパネルのFRPが硬化するまでにちょいと別作業。




微動だにしないSMITHS製のアンペアメーターを慎重に摘出。壊れてるのかいな???






左が取り出したSMITHSのアンペアメーター。後年になって交換されたのは別だが、俺の知る限り、オリジナルGT40にはSMITHS製は使用されていない。左端·速度計から右端·燃料計までの9連メーターすべてがSMITHS製と思われているが、アンペアメーターだけはCAV製なんだよ。だからこのメーターが壊れていても交換するので問題ない。リプロダクションのGT40でココまでこだわるのは全世界で俺だけだろうなー。アホである。
中央がオランダのコレクターから譲ってもらった70年前のメーター。右端がマレーシアのコレクターから譲ってもらった60年前のメーター。

とりあえず、ブラックのベゼルを嵌めて雰囲気をみる。SMITHSのベゼル断面形は3種。ROUND(丸)、V(V型)、そしてこのHALF VEE(半分V型)だ。それぞれにクロームと黒がある。GT40で使用されているのはHALF VEEの黒だ。

特注で制作しておいた薄いガラスじゃないとベゼルが入らないので注意深く交換。Webと写真集で時代考証しつつ決めよう。メーター照明はどうすんべ。














特注で制作した1mm厚のガラス。取り扱い注意だが取り付けてしまえば割れることはない。




元の2mm厚ガラス。








心の中では70年前のメーターにしようと思っている。なぜかというと、フェイスのレタリングがシャープだからだ。


























黒いHALF VEEベゼルと薄いガラスに交換されたCAVのアンペアメーター。カッコイイ!コレで決まりだな。








2024/02/02

GT40mk1 スイッチパネル修復 その2

 

初めてのFRP作業。GT40のスイッチパネルの穴埋め。下地処理にいちばん時間がかかる。


剥離しやすいようにクラフトテープのツルツル面で表面から穴を塞いでおく。定規も貼り付けて平滑さを保つ。





ガラスパウダーに加え、グラスファイバーをハサミでチョキチョキして混ぜる。

吸い込むと健康被害があると言われていたが、それはアスベストで、グラスファイバーは全くの無害だそうな。















使用するFRPは少量なのでホルツのFRP補修キットを使用。

















気温が低いのでレジンの粘性が高くて硬化剤と良く混ざってなかったかも。なかなか硬化しないので居住棟に持ち込み、ファンヒーターの近くに置いてみる。硬化不良だったらやり直しだ。硬化したらガラスマットの貼り込みに進めるのだが...


余ったFRPをスイッチパネルのネジ穴を塞ぐ。これ重要。なぜかというと、開閉を繰り返してネジ穴がバカになりかけてるから。



しばらくFRPの硬化待ち。冬だから相当時間がかかる。卵を孵化させるように数日間いつも持ち歩いて暖かいところに置いた(笑)。