2013/07/28
さよなら、マスタング!
先日、マスタングに別れが訪れた。雅楽演奏家の東儀秀樹さんに託すことになったのだ。嫁ぎ先としては申し分ない。
東儀家へ向かう。文字通りラスト・ランだ。
GT40の完成時期が全く読めなくて、アメ車の禁断症状が発症した時に入手した個体だった。マスタングのなかでも、シェルビーGT350は、コブラとGT40との3兄弟だ。それならいっか、と。レストア途中で放り出された個体だったので、仕上げるまで丸2年かかって細かい不具合も直してきた。土日はもちろん、夏休み正月休みも返上でコツコツやってきた。東儀さんに引き渡すことが決まってからラスト・スパートで仕上げにかかった訳だった。手直ししたところを書き出すときりがない。手放す時になって最もコンディションが良くなったのは皮肉なものだナ。
後ろ髪引かれる想いで角を曲がる時に撮ったカット。
たった2年しか所有していなかったが、俺がいままで所有した機体のなかで一番あれこれ手をかけたコトになった。それと同時に、50年近く前にいろいろなメカニズムがあちこちに仕掛けられていて驚いた。当時は日本よりかなり進んでたンだな、と実感したヨ。とっても勉強になった。マスタング、さんくす!
ンで、GT40はどーなってますかね₍・・₎。年内にもしかして、と、風の噂も。
これを機会にCRRが2号機に、カングー1が3号機にそれぞれ格上げだ。
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2013/07/18
2013/07/08
マスタング、整備最終章。
イテテテ、首と右腕が筋肉痛。この土・日でマスタングの最終整備をやったから。
先週はクーラーのガス漏れチェックをプロの電装屋さんにやってもらった。3本の高圧・低圧ホースのフィッティング部のカシメ直しだ。それと、エクスパンション・バルブのOリングが1つ余計で詰まりを起こしてたらしい。それは俺のミスだった(><)。ンで、寒いぐらいの効きが戻った。
【豆知識】
初代GT350のガス・キャップはコレだよ。コブラ・マークのキャップは翌年1966年式ね。
なんでマスキングしてるかとゆーと。。。
燃料タンクの底面に錆が出ていたから。このタンクは米国オハイオでレストアされた時に交換されたと思われる。しかし、表面の亜鉛めっきが薄かったのかな。
最初は錆取り剤やワイヤーブラシでやってたンだけど二の腕が痛くなってきた。ア!あれがあったワ、と持ち出してきたのがコレ。回るワイヤー・ブラシなのだ。寝板に仰向けになって、この重たいBOSCHのドリルを持ち上げて錆落とし。首を持ち上げて錆の粉を避けながら。翌朝起きたらひどい筋肉痛ですワ(*´ー`)
仕上げは秘密兵器ぢゃないけどコレ。マフラーのタイコなんかにも使う亜鉛コートのスプレー塗料だ。この仕上がりの質感がマニアックな感じでイイのだ。
ほーら、こんな感じ↓↓↓(’∇’)b
日曜日は午後から清掃とワックス掛け。俺のワックスは18歳の時から愛用してるシュアラスター・インペリアル・ブライト・マスターだ。カルナバ・ロウがイイ香り♪
この機体が当基地に就役してから丸2年が経った。そして今日、すべてが完了して一番良好な状態になった。とは言え48年も生きてきた個体だけにそれなりの部分はあるが、それはそれ、生きてる証拠だ。もちろん全バラシして、ネジ1本まで新品の新車みたいなフル・レストア車がイイかと言えばそうかもしれないけど、年輪を重ねてきたこの感じが俺は好きなんだナ。
今年は平年より2週間早く梅雨が明けて猛暑に突入。昨日今日で1kg痩せたがまだ足りない(苦笑)。で、もう夕暮れだ。お疲れー。
先週はクーラーのガス漏れチェックをプロの電装屋さんにやってもらった。3本の高圧・低圧ホースのフィッティング部のカシメ直しだ。それと、エクスパンション・バルブのOリングが1つ余計で詰まりを起こしてたらしい。それは俺のミスだった(><)。ンで、寒いぐらいの効きが戻った。
【豆知識】
初代GT350のガス・キャップはコレだよ。コブラ・マークのキャップは翌年1966年式ね。
なんでマスキングしてるかとゆーと。。。
燃料タンクの底面に錆が出ていたから。このタンクは米国オハイオでレストアされた時に交換されたと思われる。しかし、表面の亜鉛めっきが薄かったのかな。
最初は錆取り剤やワイヤーブラシでやってたンだけど二の腕が痛くなってきた。ア!あれがあったワ、と持ち出してきたのがコレ。回るワイヤー・ブラシなのだ。寝板に仰向けになって、この重たいBOSCHのドリルを持ち上げて錆落とし。首を持ち上げて錆の粉を避けながら。翌朝起きたらひどい筋肉痛ですワ(*´ー`)
仕上げは秘密兵器ぢゃないけどコレ。マフラーのタイコなんかにも使う亜鉛コートのスプレー塗料だ。この仕上がりの質感がマニアックな感じでイイのだ。
ほーら、こんな感じ↓↓↓(’∇’)b
この機体が当基地に就役してから丸2年が経った。そして今日、すべてが完了して一番良好な状態になった。とは言え48年も生きてきた個体だけにそれなりの部分はあるが、それはそれ、生きてる証拠だ。もちろん全バラシして、ネジ1本まで新品の新車みたいなフル・レストア車がイイかと言えばそうかもしれないけど、年輪を重ねてきたこの感じが俺は好きなんだナ。
今年は平年より2週間早く梅雨が明けて猛暑に突入。昨日今日で1kg痩せたがまだ足りない(苦笑)。で、もう夕暮れだ。お疲れー。
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2013/07/02
クラシックレンジローバー、もっと冷やしてみました。
日曜は梅雨の合間に気持ちよく晴れた。でも格納庫では久々のクラシックレンジローバーいじり。今日も、好きでやってンじゃないよ、的な作業。
ボール盤で何やらアルミ加工。
穴あけの位置決めは寸法計ってポンチ当てて慎重に。
完成♪
交換して300kmしか走ってないのにイグナイターの不調現象が現れた。温まると4,000以上回転が上がらない。勾配も登れなくなってしまう。
以前、デスビから剥がしてリロケーションしたのだが、イグナイターは想像以上に高温になるようだ。触ったら結構熱い。それでマウントを放熱するように細工して再リロケーションしてやることにした。名付けて『高温になるイグナイターをどうにかして冷やしてやろう作戦』だ。
壊れたピエゾ素子冷蔵庫を捨てようと分解したときに取っておいたアルミ製のヒートシンクとブロックを流用。アルミ・フェチとしてはこうしたものは捨てられないしな。
この前はイグニッション・コイルの手前に置いたけど、もっと広い奥に取り付けた。ここまでイロイロあって6時間。ふぅ。
んで、テスト飛行をするも問題なし。走行後にヒート・シンクを触ると思いのほかまだまだ熱い。んー?さらにでかいヒート・シンクが必要かナ?もっと暑い日に長時間テストしないとわからんな。。。
そうそう、車検の時に忘れてた、最大積載量のステッカーをヤフオクで落札。最大積載量100kgなんて売ってないからオーダーメイドだ。なのに360円。安っ!サイズはあんまり目立たないように小さめにした。
位置決めは慎重に。
文字をよく擦って密着させてから、カバー・シートを剥がす。
できたできた。
いい感じ♪
そういえば、このレンジ、今まで間違えてたンだが、キャスピアン・ブルーという色だった。カスピ海の碧。レンジのボディ色はすべて自然界にちなんだ名前。洒落てるよな。こんなプレートがラジエーター前のフレームに貼ってあったよ。
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