GT40、スイッチパネルのFRPが硬化するまでにちょいと別作業。
微動だにしないSMITHS製のアンペアメーターを慎重に摘出。壊れてるのかいな???
左が取り出したSMITHSのアンペアメーター。後年になって交換されたのは別だが、俺の知る限り、オリジナルGT40にはSMITHS製は使用されていない。左端·速度計から右端·燃料計までの9連メーターすべてがSMITHS製と思われているが、アンペアメーターだけはCAV製なんだよ。だからこのメーターが壊れていても交換するので問題ない。リプロダクションのGT40でココまでこだわるのは全世界で俺だけだろうなー。アホである。
中央がオランダのコレクターから譲ってもらった70年前のメーター。右端がマレーシアのコレクターから譲ってもらった60年前のメーター。
とりあえず、ブラックのベゼルを嵌めて雰囲気をみる。SMITHSのベゼル断面形は3種。ROUND(丸)、V(V型)、そしてこのHALF VEE(半分V型)だ。それぞれにクロームと黒がある。GT40で使用されているのはHALF VEEの黒だ。
特注で制作しておいた薄いガラスじゃないとベゼルが入らないので注意深く交換。Webと写真集で時代考証しつつ決めよう。メーター照明はどうすんべ。
特注で制作した1mm厚のガラス。取り扱い注意だが取り付けてしまえば割れることはない。
元の2mm厚ガラス。
心の中では70年前のメーターにしようと思っている。なぜかというと、フェイスのレタリングがシャープだからだ。
黒いHALF VEEベゼルと薄いガラスに交換されたCAVのアンペアメーター。カッコイイ!コレで決まりだな。
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