2018/09/09

Beretta 1301 Comp 初撃ち


国家試験の猟銃等講習会を受けたのが2014年6月。あれから4年と2ヶ月が経った。引っ越しとガレージ建設もあって今頃になってやっとだ。所持許可更新期限は3回目の誕生日まで。誕生日直前に取ったので2年ちょいしかなくて年明けに切れちゃうからその前に行ってきたよ。更新技能講習を受けないとならないので、さすがにその前に何度か練習しに行かないと、というわけだ。



























例のELEYのオシャレな白い装弾。キックはマイルドだがヘビーな感じ。







技能講習は大井射撃場なので、慣れておくためにもここに行ってみた。








県営の伊勢原と比べてはいけないが、株式会社でこじんまりとした落ち着ける射撃場だと思った。


昭和なクラブハウスで月見うどん800円を食べて落ち着いてから初撃ちに臨む。ちなみにお味は蕎麦屋のそれではなく、まんま立ち食い屋さんのもの。立ち食い好きの俺にとっては好ましいお味だが、価格は仕方なしだろう。




動画とかいろいろ撮ろうと思ったけど、他の人3~4人と1ラウンド(25枚)を1射撃毎に右へ右へと全員で射台を移動するので、全く無理!だった…。 1301compはオート(自動銃)だから空薬莢が右方向に飛ぶので、いちばん右端の射台でずっと撃てるのかと思ったら大間違い。技能講習で行った伊勢原射撃場はみなさん同じ位置の射台で落ち着いて練習してたけどな。場所によるのか???  

本日は2ラウンド半の100発でやめておいた(外して撃ち杉だw)。装弾代4,200円、射撃場入場料600円+環境整備料400円+クレー代で3,845円。合計8,045円。ゴルフより安いンじゃない? 

あー、でも、肩にアザが…。イテテテ。

懸案の24gの装弾で、100発撃って一発もジャムらなかった。やはり最新のオートは性能が良いということか。



さてさて、撃ったらすぐにメンテしておかないとね。煤汚れがこびりついて取れにくくなるから。特にオートはガス・ピストンやボルト・キャリアなどの可動部がスムーズに動く必要があるからメンテは大切。ガン・オイルとしてWD-40はマストらしい。556のように石油臭ではなく良い香りということはわかった。でもスプレーだから飛び散りがスゴイのでちょっと考えものだ。

火薬の香りを楽しみながら掃除してると、小中学校の頃のモデルガンいじりを思い出すwww ホンモノはきっちり作動するのでストレスが無い! みんな!やったほうがいいぞ!




100発撃ったあとのマズル。チョークが煤で汚れているのがわかる。

いやー、持ち主が言うのもナンだが、Beretta 1301compは、かっこいいー。華美な装飾の無い究極のデザインというものは本当に美しい。現代の国産乗用車も見習って欲しい。







ガス・ピストンをくりくりと抜く。








こんなに煤が付いてる。装弾によって汚れ方が違うらしいがこんなものなのかナ。他社の装弾も試してみたい。
















チャージングハンドルを抜かないとボルト・キャリア一式が抜けない。これがちょっとコツがいるので戸惑ってエライ時間がかかった。YouTubeにも出てるのだが、切り欠きを合わせても軽くスッとは抜けないので力を入れて左右に微妙に回転させながら引っ張ると抜けたよ。






ボルト・キャリアを指でそっと押し下げてやる。


















すると抜ける。一度やって感覚を掴まないと難しい。


















ボルト・キャリアをレシーバーのツライチあたりまで押すとチャージングハンドルのキー・ホールがオープンとなる。







だいたいここまで分解することでOK。さて、掃除開始。





















ガス・ピストンを拭くもピストン・リング周りの汚れが取れない。パーツクリーナーでもダメ。







そこはやっぱり最強の換気扇クリーナー(198円)の出番w


ブラシと爪楊枝で傷つけないように汚れを落としてやる。


良い感じ。

換気扇クリーナーは水分があって本当は使ってはダメなので早めにパーツクリーナーで水分を飛ばしてWD-40をたっぷり塗ってやる。




シリンダー側も結構汚れてる。5回くらいペーパー・タオルを交換してもまだ汚れが付く。多少汚れてても充分動くだろうけど、万が一作動不良で自分の命を落とすような戦場ではきっちりやるだろうな。

バレル内も結構汚れてる~。オイルを付けて何度も拭いてやるが、出し入れしてはダメ。チャンバーからマズルまでの一方通行で。変に傷が付くこともないけれど、そういう細やかさがない人には扱えないと思う。





マズルにチョークの脱着キーを入れてチョークを抜く。






軽く、くるくるッと拔けるよ。

散弾銃というのは文字通り細かいツブツブの弾が数百発ブワッと飛んでいく。

近距離の威力はあるが飛距離は無い。大物や対人用のでかいのが1発とか9粒しか入ってない弾は別だけど。

なので銃口が微妙に絞られている。上下や水平2連銃は1発めの銃身よりも2発目の銃身の方が絞られて長距離飛ぶようになっている。獲物はどんどん離れて行くからね。

しかし、オートは銃身が1本なので1発めで外した時は2発目が命中しない確率が高いのでフル・チョークにするか3/4絞りかは迷うところ。

トラップ競技はこのような選択だが、もっと近距離のスキート競技は平筒(シリンダー)か、ややラッパ状に広がったチョークを使うとのこと。奥が深い…。




まぁ、そこンとこはいいや。オートはフル・チョークから何段階にも絞りを調整できるように交換式チョークというものがあるのだな。このBerettaのHPオプティマ・チョークもそうだ。マズルのツライチに収まる目立たないチョーク。



チャッチャと組み立てて終了。WD-40の飛沫跳ね防止は次回の課題だ。














また来月、かな。






2018/09/07

弾薬初購入(教習時は除く)


装弾250発で約10kg。結構重たいな。宅急便で送ることOKだとは聞いてたけどw 






















英国の装弾(散弾銃の弾薬)、ELEYのFirst Select。















白いケースがお洒落であるが、それよりも箱の内側まで黒地に金ロゴが全面印刷されているなんて高級感とセンスの良さが光る。コストの掛けどころが凡人と違う。どうせ捨てられちゃう箱なのにね。















これはクレー競技用の7.5号。通称ナナハン。俺のBeretta 1301compはガスオートなので24g装薬できちんと作動するだろうか。最近の自動銃は24gでも問題なく回転するというので、自動銃は28g以上必要というのは昔話だといいな。ちなみに@税込45円。まぁまぁ安い部類ですな。





譲り受け許可証に記入捺印してもらう。 なるほどね。









いよいよ射撃練習だ。