2011/05/16

野生馬、その後


まだ作業中。。。 ドナーから降ろしたC4オート・トランスミッションが載らねぇことが発覚!!!! FORD Small Block には数種類あるらしい。ドナーは6ボルト、俺のは5ボルトだった。。。 シェルビーアジアの田邊さんの機転で急遽米国よりパーツを取り寄せた。2台もリフトを占拠してられないので急ぐから船じゃなくてエアだよ!送料は(><;)。。。?

5ボルトと6ボルトを変換するベル・ハウジングが来たのでやっと作業再開。サンド・ブラストして塗装をした。フレックス・プレート、スターター、ブレーキ・ペダル、リンケージ、キック・ダウン・ケーブルなども来た。それぞれをサンド・ブラストだ。
 




このAT用ブレーキはなぜか売ってないのだ。マニュアル用はあるのに。AT用はペダル部が幅広い。貴重だな。錆びてるのでサンド・ブラスト後、塗装する



セレクター・レバーとハウジング。 












塗装完了♪
       











スターター。




フレックス・プレート。




 C4オート・トランスに、懸案だったベル・ハウジングが付いた!













6ボルトと5ボルトの差がわかるかな? 左の外した方は内側がブラストされてキレイだね。やっぱり近年にトランスミッションをOHした時にされたんだナ。

さらに新事実が!このエンジン、302cu.in.じゃなかったよ。搭載されていたV8は、A-CODEエンジン、つまり当時からこの固体に搭載されていたオリジナルの289cu.in.だった。ある意味ホッとした。FORD289cu.in.には、C-CODE 200PS、D-CODE 210PS、A-CODE 225PS、K-CODE 271psが存在した。俺のはハイ・コンプレッションのA-CODEだった。だから速かったンだな。

なんかGT40より、当面こっちの方が気になってるよ(^^;)。。。 早く当基地へ就役してほしい。GWには引き揚げていろいろやろうと思っていたのだが、だいぶ予定が狂ってしまった。ま、楽しみは取って置くかw















右下に降ろしたマニュアル・トランスミッションが。左手奥にドナー・カーが見える。
















リフトで揚げてまじまじと観ると、46年前のクルマとは思えないほどしっかりしてる。こいつはオハイオから来た個体だが、フレームもボディも殆ど錆びは無く、あと100年は生きそうだw  今、あと何をやっているかと言うと、エグゾーストのサイド出しだ。上手くいくかな?。。。



2011/05/08

フランス旧車が身内に新規加入

義理の弟のアシグルマVWポロの買い換え相談を受けていた。このポロは壊れないようにと俺が薦めたのだが、新車当時からエンジン・ストールなど結構故障が多く、1回20万円コースの修理代に閉口していた。現代車はエンジン・ルームはギチギチで手も入らず、電子制御ゆえどこが悪いのかさっぱりわからん。ディーラーですらわからんのだ。再び故障する前に、ということでの決断だ。新車でも外れるとコワイ。それならやっぱり俺の持論で行こう、と。俺の持論は新車買っても家電みたいでつまらんし、数百万円支払っても数年経てば価値ほぼゼロ。これは社会経済には良いコトだが、エコじゃない。プリウスが本当にエコか?っていうと製造過程の非エコさは不明だし。ま、クルマが好きなら旧車の方が楽しさやセンス良さが学べるぞ、ってコトだ。構造がシンプルだから故障も原因がすぐ判るし、修理代も安い。あんまりクルマに興味ない甥っ子2人も乗るから、俺は自動車部部長(!?)として、敢えて旧車をススメた。クルマ好きが激減している危機的状況を指を咥えて見過ごすことはできないからだ。最近は他人をそそのかして悪の道(??)へ誘うってコトが少なくなっている気がする。俺たちがガキの頃はバイクやクルマを買うことをそそのかしあって、負けねぇぞ、って楽しんだものだがなぁ。「最近の若い子はクルマに興味が無い」って、その原因は俺たちにあるんだよな。俺たちがもっと頑張って面白さを伝えないとナ!クルマが好きなら、便利だから、楽チンだから、快適だから、とか言って、面白いクルマを降りて車輪の付いたセンス悪いデザインの冷蔵庫や電気釜に乗ってヘラヘラしてちゃダメなんだよ。だから今回はそそのかしてやったぞwww

一昨日、当基地より5分のミヤマエオートへ行った。俺がA112を買う時に真剣に悩んで諦めたR4(ルノー・キャトル)をチェックしに。1961年に製造が始まり、1992年に製造終了した、シーラカンスのようなクルマだ。数ある旧車の中でも、荷物が結構積めて、5枚扉で、小排気量で、クーラーが付いて、小振りで、センス良いクルマだと思う。このホワイトのR4GTLは'80年代中盤製造で27,000kmしか走っていない貴重な固体だ。千葉の納屋に仕舞ってあったという、まず出逢えないほどの程度良さ。それゆえに価格も高かった。。。                     
もうちょい手頃なのを探していると社長に伝えると、丁度入ったばかりのがガレージで整備中だという。
これか!って、言う前に隣のシムカ・ラリー3が気になってそれどころじゃないwww このシルバー・ブルーの固体は、最終年式で程度が良さそうだ。クーラーも付いてお手頃価格だ。元色と同色で吹いてあり、ツヤもある。収集した情報を携えて一旦帰投。


ポロの下取り価格が出たので、早速本日試乗に出かけた。雨だったけど、その方がワイパーやら窓の曇りやらチェックできるからな。



もう一台の例の低走行車とダブル試乗で比較する。心はシルバー・ブルーの方に決まっているのだが、エンジンや足回りの調子、建て付けに大差があるかどうかの確認だ。


ムカシのクルマには顔があるね。お尻もカワイイ。すべての窓は平面ガラス。それがまた味がある。
                                         
フロント・バルクヘッドを貫通してニョキッと生えてるシフトレバーはR4の特徴だ。ハナシには聞いていたが実は俺は今日初めて乗る。大丈夫か?と、思ったがそれほど難しくなく、節度あるシフト感だ。
1,100ccのエンジンは粘り強く、大変伸びが良い。120km/hはイケそうだ。足回りは噂通り大変柔らか。シートの柔らかさとの相乗効果で揺り籠のようだ。これならヨーロッパの石畳の街でも乗り心地は良いだろう。記事でしか読んだ事なかったので実感できてヨカッタ。













ホワイトの固体の方が全てにおいて上等だった。ただ今回は気にせず乗れるお手頃なこちらにした。この固体はご近所さんのもので7~8年こちらで面倒を見ているというお墨付きの固体だ。気になる点は全て手直ししてくれての納車だしな。
エンジンルームも小綺麗だ。R4のエンジンはオイル漏れしにくい構造とのコト。安心だな。エアコンもそれなりに効いて、夏場の渋滞のオーバーヒートも無いという。本当にそうだとイイナ。まるで、俺が買うような感じwww



こちらは遠方より整備入庫のドーフィンのゴルディーニだ。たぶん1961年式。




前出のシムカラリー3。1978年式。箱好きにはたまらん姿だ。俺も好きだ。131ラリーアバルトにR8ゴルディーニ・・・そしてコイツ。
ラテンの名車・珍車・迷車が集うミヤマエオート、恐るべしだ。70歳の社長は現役バリバリだ!負けてられねぇナ!

2011/05/05

馬の次は蟹だ!


北海道から活きズワイガニが到着♪ 身内を招いての焼き蟹会だ。GW唯一のイベントw 訳ありのカニなので2ケース合計10kgで14,000円くらい。Mサイズが13匹入ってた。オスばっかりだったけどな。エス&ティもナニナニ?と、寄ってきた。



エスは何か香ばしいイイにおいがしてきた~、と、クンクン。


百均で全員分のカニバサミとカニスプーンを用意するも、マジ全員無言で会話なし。。。 当基地司令官は、もう二度とカニで多人数のBBQはやらないそうだwww それにしてもウマかった!



視線を感じて振り返ると、ティが、ねぇねぇ、って感じで俺のイスにずっと手をかけてるw 飼い主バカだが、やることがカワイイ。