2018/01/25

最強寒波襲来


東京では48年ぶりにマイナス4℃以下という最強寒波が来てる。そんな中、昨夜22時過ぎにCAMP HAKONEに帰投。当然箱根も氷点下だろうから路面凍結が心配だった。積雪は東京方面の方があったようだ。普段から東京方面の方が気温が低い時もあって箱根は東京よりも雪が降るとか寒いとか言えなくなりつつある。これも異常気象の影響か。

強羅のケーブルカー下のトンネルを潜る。氷柱(つらら)がw
















箱根湯本あたりは全く雪は無かったけど山を登るに連れ残雪が増えてきた。

しかーし! 国道1号線はもとよりすべて除雪され、懸念の当CAMP前の県道733号線も完全クリアで拍子抜け。融雪で濡れてたら凍結していたのだろうけど乾いていたのでラッキー。




ところが除雪で道路脇に寄せられた雪がアプローチを塞いでいて入れない。スコップを持ってきて入口だけ除雪してやっと敷地に入れた。









積雪量は15cmくらいかな。数年前ほどのドカ雪じゃなくてセーフ。























カングー、ホントによく走るし、よく働くナー。イイコ!





土地選びの際に重視したのが除雪が入る道路沿いかどうか。幹線道路から例えば100m以上入ってしまうと結構な降雪の場合に出入りができなくなってしまうから。当CAMP前の県道733号線は幹線道路ながら交通量が大変少ないので静かで正解であった。昼前にも除雪パトロールが通った。







雪山ロッジの様相w







かわいい氷柱(つらら)。










写真撮ってて気づいた。雪の大文字焼きだー。

明星ヶ岳の大文字焼きは有名だが、開催が夏なので森の葉が生い茂ってCAMP HAKONEからは見えない。抜けの良い今が見頃w








ガレージ横もなんか雰囲気良い感じ。左の下がったところがイノシシたちの通り道である。


太陽が山の向こうにみるみる吸い込まれていく。日の短いこの季節は特に名残惜しい。






箱根は朝晩は冷え込むので雪が溶けないンだよなー。溶ける前に次の降雪があったりしてw




2018/01/21

ガレージへの配線工事 その3





ガレージのトイレから強電(200V電源)・弱電(インターネット、電話、テレビ、防犯カメラ4本)の引込み用プールボックスの取り付け。まず、ケーブル引込み穴とパイプ取付ジョイントの穴を開ける。もちろんすでに開けてある壁穴と同間隔・同直径だ。重要な点はパイプが向かう先の反対側の壁面の下地材に当たらないように計算して位置決めをすること。







ホールソウのセット、コレ大変便利。ヤフオクで3,000円くらいだったような。




パーツはすべて未来工業。配管パーツのトップメーカーだ。驚くほど多岐にわたる商品構成。日本中の建物に使われているけど、みんなは知らんよね。ホームセンターの棚を独占しているメーカーだ。

ベージュ、グレーが一般的だが、俺はミルキーホワイトをチョイス。この色はホームセンターで売ってないのでヤフー!ショッピングで注文してる。





ケーブルを通して…。









水平を出して取り付ける。








トーチで炙って曲げる。慎重に。








作業中でも何とか用を足せるw









この電源ケーブル、マジ硬い。圧着端子を無理なく取付ネジの位置に落ち着かせるために、外皮と充填剤を剥いて3本の被覆線を露出させる。そうすれば各線を湾曲させて長さの調整ができるからね。











100Wのハンダゴテを端子穴に入れて予熱を行う。前回も述べたが充分に母材を温めて母材の温度でハンダが溶けるようにする。







バッチリ流れ込んだ。反対側から流れ出ないようにマスキングテープで塞ぐのを忘れないように。






配管をパイプソーでカット。面白いようにスイスイ切れる。

図面通りやっても誤差が出るので現場合わせが一番だ。





ノーマルベンドを使って直角に曲げて天井に沿わせる。

パイプを保持するサドルの高さも勘案しないとならないので寸法出しは慎重に。要するにこうした仕事は墨出しに時間が掛かるのだよ!







天井をパイプが進む。








そして壁面を貫通する。この穴の位置を決めるのが大変なのだよ。こういうのやったことない人にはわからないだろうなぁ~。









引きで見るとこんな感じ。プールボックスから壁を立ち上がり…。
















天井から…。















壁面を貫通して分電盤方面へ。弱電はパイプを別途発注したので一旦休憩。電源はトーチで炙って曲げた管を経由して分電盤の中へ。















悪夢、いや、夢にまで見た分電盤への配線が完成~♪ ごちゃごちゃ考えてないで少しずつやってしまえばなんとかなるもんだ。













電源開通式は、来週末。あとは弱電のパイプも延長せねば。LANケーブルと電話線が10mほど短かったので延長も考えねば…。





そして、いよいよ、照明とかコンセントの配線ができる。あ、パーツを考えないと…。





2018/01/14

ガレージへの配線工事 その2


分電盤ってどうなってるの? どの家にもあって、ブレーカーの上げ下げはしてきたけど、分電盤自体をYahoo!ショッピングで買って自分で取り付けるとは思わなかったw

















パナソニック BQR34222 住宅分電盤 コスモパネル 標準タイプ リミッタースペース付 22+2 40A。居住棟と同じ分岐数だけどリミッタースペース付きにしておいた。本当は必要ないけれど、何か別のブレーカーでもつけるときのスペースがあった方が良いと思って。

ケーブル類が見えないようにトイレ内に設置しようと思ったのだけれど、調べたら鍵のかかるトイレなどはダメだそうだ。すぐにアクセスできる場所に取り付けること、と、あった。当初の予定通りトイレ入口前の壁面に設置。




各ケーブルを通す配管類が到着する前にほかのできることをやっておこう。居住棟のプールボックスに出ている電源ケーブルをガレージまで引き込んだケーブルと接続しておく。

プロにしてみれば大したことない太さだけど、この600V CV 8SQx3C ケーブルは俺にとって過去最大の太さ。8スケアって…、いつもいじっているのは0.75とか1.25とかだもんな。

ケーブルを引っ張り出すパイロット線を通す穴が開いて傷んだ先端部を切断機でスッパリ切った。切り口がきれい。芯線は7本の撚り線。


カッターで被覆を剥いて3本の線を取り出す。中にギュウギュウに詰まっていた白い充填材はスズランテープと呼ばれる梱包用ビニールヒモw。確かにこれなら丈夫だわ。








被覆を剥く。













丸型圧着端子を取り付ける。このサイズの適正工具を持ってないのでワイヤーのリングスリーブ用のカシメ工具でギュウッと渾身の力を込めて圧着する。圧着痕が細身だが電設用と違って裏面も同様にカシメられるので問題ないはず。




ほら、両面に圧着痕。





















ビニールテープで圧着部分を絶縁しておく。そしてターミナルブロックを使用して接続。このプールボックスが小さいので結構苦労したョ。まぁ、コンパクトに纏まってたのでヨイコトにしよう。緑の線はアースね。

























【追記】

その後、Facebookにて友人から圧着端子のカシメ部にハンダを流し込むことを勧められた。確かになぁ~。太い7本しかない撚り線のカシメだし、プロ用専用工具でカシメてないのでやや心配ではあった。万が一点接触になっていた場合、大電流が流れると熱を持って発火するおそれがある。40アンペアでもそれなりにデカイから。

銅線と端子を充分加熱しないとうまくハンダが流れ込んで行き渡らない。手持ちの40Wコテは力不足と思い、早速Amazonで100Wのコテを購入。まず試しに40Wを使ってみたけど太い銅線に熱を奪われて当然のごとく全くハンダが溶けない。やっぱりね。100W買って正解♪



失敗は許されないので慎重にかつ手早く遂行せねばならない。司令官から昼メシがあと10分でできるので早く戻れとの指示がw そんな焦った気分でやるとこういうのってうまくいかない。いちばん左のが焦ってやったのでいまいち盛りが足りないケドまぁ充分だ。

こっちは食事から戻って落ち着いてできたw 母材が充分温まっているとハンダは面白いように流れ込んで隙間を満たしてくれる。これで100%密着できたので心配なし。





元通りにきっちり配線して完了。さて次はガレージ内の末端を処理せねば。




2018/01/07

ガレージへの配線工事 その1


さてと。ずーっと懸案だった強電・弱電の配線を開始。居住棟とガレージの壁面のプールボックスは取り付け済みだ。

この黒いとぐろを巻くのはヤフオクで9,800円で落札した電源用600V CVケーブルの50m巻、3C×8sq。固くて重たいこのケーブル、通るのかな???



















居住棟からガレージまでケーブルのOUT点~IN点まで約30m。室内までの引込みを入考えると50mは必要。



給水・排水管工事の時に一緒に埋めてもらった可撓管(自在曲げ可能管)。は、未来工業ミラレックスFのFEP-30とFEP-50。

インターネットが電源ケーブルの干渉を受けないように念のために別々の管にした。

電源ケーブルはφ12mm1本なのでφ30mmの方に通す。





今回ばっかりは一人ではできないので司令官に手伝ってもらう。作業連絡用にモトローラのT5950を使用。10年前にホノルルのコストコで買ったもの。かなり便利だ。



案ずるより産むが易し。なんと15分ほどですんなり通った。

ガレージ側から押し込みながら送り、居住棟側でパイロット線を引っ張った。全く引っ掛からずに開通♪


以前に防犯カメラ配線を通すのにかなり手こずったので、今回はコーキング材のボトル・キャップをノーズ・コーン代わりに加工してアタマに通しておいた。念には念を入れて潤滑用にシリコン・スプレーをたんまりとパイプ内に送り込んでおいた。





次は、LANケーブル、電話、TVアンテナ、防犯カメラ4本の計7本のケーブルを居住棟側から送り込む。ガレージ側から再びたんまりとシリコン・スプレーを送り込んでおくが、今度は登りだから厳しそうだ…。

弱電の方は大径φ50もあるので摩擦抵抗はそんなに無いから大丈夫だろうと自分に言い聞かせる。7本のケーブルはタイラップを10数本使って先端のコネクタがゴロゴロしないようにずらしながら細身に一本化。引っ掛かり防止のためにその上からビニール・テープをぐるぐる巻きにしてやる。


引っ張り始めてすぐ。案の定、60mの防犯カメラのケーブルが絡まりだす。この絡まりは俺は経験済みで知ってた( ̄∇ ̄)。司令官はイライラw
















30秒ほど引っ張って、「ストーップ!」。俺も下まで降りていって10分ほどかけてケーブルをほぐしてまた登って再開…を10回くらい繰り返したら、通った!ヤッター♪♪ 興奮して写真が手ブレw














ガレージ側作業を一旦中断して先に居住棟のLANケーブルと電話線を通して固定する。そうしないとガレージまで引っ張る長さが決定できないから。ところが配管済のCD管が細くて、ケーブル先のコネクタが引っ掛かって通らず! 縁の下に降りてCD管を2ヶ所切開して何とかリビングのターミナルまで引っ張ってきた。もうちょい太い管を通しておいて欲しかったョ。膝も尻もコンクリートで真っ白。蜘蛛の巣もアタマについちゃったし。

再びガレージ。ココまできたら配線をガレージ室内に通しておきたいので、ホール・ソーでプール・ボックスもろとも壁に穴を開ける。無用な大穴は避けたいので、電源用はφ18mm、弱電用はφ30mm。






開いたー。壁の向こうはトイレ。
一度全部室内に通したのだが、ミラレックスFの固定リングを入れ忘れると言う失態をしてしまい、また引き出してやり直し。もう日もとっぷり暮れて急いでるっつーのに!

電源用CVケーブルが非常に固くて捻れてて通すのにマジ手こずった。腕が痛てぇ~。

んで、やっと完成。コーキングは後日。







前回と似た写真だが今度は中身配線入りだゾw
















各壁面2個ある20wセンサー・ライトで周囲は明るく照らされる。しゃがんで作業してると笹藪でガサガサ音がするのでイノシシが背中から突っ込んで来ないかちょっと不安になる。絶対来ないけどなw






















トイレ内はこんな状況。

さーて、どうするかナ…。

配管のボックス、ジョイントはどれにするか、パイプ径は?カタログとにらめっこして設計せねば。