2012/10/21

GUMBALL RALLY



13日(土)、横浜のCJ CAFEが主催する、キャロル・シェルビー追悼記念、第1回『GUMBALL RALLY』(非公認w)が開催された。








ん!? 早速トラブル勃発か!?   















5:30起床、6:30に当基地を離陸し、ラリー出発地点まで東名高速を巡航していると、1969年型MACH1が路側帯に不時着しているのを発見。すぐにラリー参加機だとわかった。突然エンジンが停止したという。原因は燃料か電気しかない。エンジン・ルームを覗いてみると綺麗に手が入っているのでパーツの劣化ということは考えられない。ボロい機体だと厄介だけどね。あちこちチェックしてみると、ん???あれれ?発見~~~!!! あのー、原因ワカリマシタヨ。ここ、外れてますから。スターター・ソレノイドのアース配線がターミナルから抜けてる。エンジンかけてみてくださぃ~。何事もなかったように1発で始動。アースを抜いてみると、ストン、と停止する。やっぱり原因はコレだったね。みなさんお手上げでJAFに電話している最中だったが、慌ててキャンセル。



一件落着。オーナーにしきりに感謝され、仲良く離陸。




御殿場ICを出て、


デニーズ山中湖店に着陸。

駐機場の旧い機体を感慨深げに見入るじいちゃんたち。この機体が生産されてた頃、彼らは20歳くらい。$1=¥360だったから高嶺の花だったンだろうね。















ガラの悪いオヤジたち・・・、いやいや、崇高な趣味を持つ紳士たちのラリー・ブリーフィングの図。

映画『THE GUMBALL RALLY (邦題:激走!5000キロ)』みたいに交通法規無視の速度無制限レースじゃないよ。優勝トロフィーが映画同様のガム・ボール・マシンなのだ。そーゆーこじつけwww

地図と問題集が配布された。富士五湖周辺にある13箇所の目標物をカメラに収めてきっちり4時間後に設定されたゴールに飛び込む、というもの。

3分間隔で1機づつ離陸。当機は10:08スタート。指定ゴール時間は14:08だ。ボランティア・スタッフにより、記念写真をパチリ。

1つ目の目標物はスタート地点からすぐの138号線沿いのこの看板。
2つ目で早速迷子。未舗装の別荘地に入り込み、20分ほどタイムロス
εミ(ο_ _)οドテッ…

駐機場へ入らずに写真を記録。駐機場が混んでいたので先に着いていた3機を置き去りにして次の目標物へとスロットルを開ける。なんか本気になってきたぞ。

木漏れ日の中を流す。たまにはこういう所を走らないとね。












天気も良くなってきた。よしよし。











ナビに記録をしてもらう。

おっと!コブラに追いつかれた~。

花の都公園。知らなかった。。。 コレも目標物。

忍野八海へ向かっていると前方にまた別のコブラを発見。







名水の湧水地では数機が右往左往して目標物を探していた。たまに引っ掛け問題がある。



マスタングに喰いつかれた!共食いかw





目標地点、「道の駅 かつやま」で、パチリ。



時間的に残り2箇所はパスだ。オン・タイムにゴールすることを決めた。


こいつもやっつけて。


ここも。







精進湖畔で5分休憩。



ゴール近くなるとまた数台と合流。

ゴール地点はここ、富士ミルクランド。停止して時間調整。よし、時間だ、さぁ、ゴォール!!!

あれれ?ゴール・ラインは入場口からさらに奥の臨時駐車場だった。制限時間1分オーバーの減点だ!!! えー!ガックリ。


騒いでたら、あーあ、ついにパトカー来ちゃったよ。って、これも参加機だw



NEW FORD GTも参加してた。

オヤジだらけの表彰式。全目標物をゲットした機体が数台いた。ん?誰が優勝だっけ???

真ん中にあるのが、ガム・ボール・マシン・トロフィーだ。このほかにもたくさん景品があった。当機はトロフィーは逃したが、水温が5度下がるというドイツ製クーラント3本(1台分)をいただいた。


曇りがちで美しい富士山があまり見えなかったが、富士五湖周遊を楽しむことができた。そういえば、五湖全部を一度に回ったのは高校時代にCB400Fで来たとき以来かも。

目的地を検索してカーナビに入れてやれば迷わず全目標物をゲットできたのだが。。。 遊びも本気でやらなきゃね。また次回。
初めての新東名に新富士ICから乗った。ところが大井松田から厚木まで30km(!!)の大渋滞。朝9:24に起きた逆走事故で17:00になってもまだ現場検証中だって。どんな事故だよ!

御殿場あたりでマスタングお約束の雨が降ってきた。マスタングで出撃すると、このところ100%の降水確率をキープ(-.-)。

渋滞を避けて大井松田で降りてこれまた大渋滞の246で帰投。5時間かかった。
疲れた~~~。眠い(ゝ_ξ) ゴシゴシ。


2012/10/18

クラシックレンジ 手術開始♪


さて、パワステ高圧ホースの交換だ。まず、オルタネーターを摘出して作業スペースを確保する。

オルタ背後の遮熱版を外して配線を外す。これくらいの配線数なら何がどこに繋がってたか判るね。

ボルトを緩め、ベルトを外して重たいオルタを抱えあげる。
エア・クリーナーとエア・フロー・メーターも外したら、ほら、こんなに空間ができたよ。



インチキ修理をしたこのホースを丸ごと外すわけだ。
















この作業のために、鷹の爪ならぬ梟の足、クロー・フットと呼ばれる工具をアストロプロダクツ港北店にて購入した。あと、角度が自由につけられるスピンナー・ハンドルも。

最初はスタンダード・レンチと同じ形状のフレア・ナット・レンチを買ったンだけど、周囲に当たって無理だったので返品交換してもらった(^^;)。


普通のレンチだと2面でナットを回すのでナットを傷める可能性がある。メガネ・レンチだとパイプがあるから使えない。そこでパイプを避けるために1面が開放されたレンチの出番となる。
ほら、こうやって。今までフツーのレンチでやってたもんなー。心を入れ替えて買ってみた訳だ。

そこで問題勃発!クロー・フットの肉厚があって横のナットに当たって交換すべきホースのナットに嵌らない!!! 参ったナ~。んーーー、と考えて、そうか、邪魔なナットを外してやればいいのか。低圧側の16mmナットを一旦外すことに。



外すとATFが溢れてくるので栓をしておく。そんで目的のホースの14mmナットを緩めて、と。


パワー・ステアリング・ポンプ、200シリーズ。車両製造年月日が1989年10月までがETC6496、1989年11月からがERR1104。1990年9月からがNTC8286。ん?ウチのは1989年式だけど、どれだろ?ま、いいや。
















高圧ホースのギア・ボックス側は14mmだったのにポンプ側は16mmナットだった。サイズが揃ったクロー・フットを買っておいてヨカッタ。

ンで、またまた問題勃発ヾ(叫゚Д゚)ノ。ポンプ根元のでっかい六角ボルトが一緒に回っちゃうのだ。これを押さえるサイズのレンチが無い!またまた頭を抱えることに。。。

今日は早く修理完了させて2週間に1度の床屋に行って、ティと散歩に行くミッションが控えているからもう焦る。明日は早朝からラリーに行くので今日やっつけるしかない!!! 司令官が早くやれや、と腕組みして睨みをきかせているし(((( ;゜Д゜)))ガクブル。


あちこちの工具箱をホジクリ返すと、あった!でっかいレンチ!サイズもぴったりの32mm!!! 神様はホントに居たね(^^)。



オルタネーターのステーにレンチの端を引っ掛けて固定し、ヨイショ、と、緩めることができた。



やっと外せた。


病巣が摘出されたクリーンな状態♪



新しいホースを取り付けた。ホースをUターンさせてテンションが掛かってるからパイプを垂直に挿入するのにてこずった。ナットを斜めに入れて舐めちゃったら大変なコトになる。なので、手術用手袋ナシの素手でやった。微妙な作業の時は素手じゃないと感覚がわからない。おかげで爪の中まで真っ黒になっちゃったヨ。。。 まぁ、いつものコトだけどさ。

再び当基地前のENEOSに行き、ジョッキにATF1リットルを入れてもらう。500ccで満タンになった。残りはどうしよ。。。

ちなみにATFってカー用品店じゃ売ってないンだね。18リットルのペール缶で流通してて、スタンドや工場にしか置いてないみたい。


エンジンを始動すると、当初はオイルが回ってなくてポンプから異音がしてたが、暫くすると静かになった。壊しちゃったかと思ってたので安心した~(゜∀゜)


仕上げはエア抜きだ。アイドリング状態でギア・ボックスにあるブリーダー・ナットをちょいと緩めてやると中央からATFが溢れ出て来る。気泡が出て来なくなればOK。


オルタネーターを載せて配線も元通りに繋ぎ、ベルトを張ってやる。エア・クリーナーとエア・フロー・メーターも取り付けて手術は無事終了~!!! 4時間半もかかっちゃった。

急いで手の油汚れを落とし、床屋へ行きがてらテスト飛行。ATF漏れも無く、ホントにひと安心。

さぁ、ティ、お待たせ!

★ ★ ★

その日の夜、長めのテスト飛行で例の症状を確認する。イグニッション・コイルを仮交換してのテストだ。出た出た出たよ、症状が。イグニッション・コイルもシロか。翌日、もうひとつの容疑者であるエア・フロー・メーターを発注した。現在DHLで日本に向かってる。でもやっぱりプラグ・コードかなぁ。さて、どうなることやら。