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2022/07/12

デントリペアの実力を実体験!


納車翌日、早速工場に入庫。 そう、バックドアの凹みを修復してもらうため。予めリサーチしておいたのが、御殿場にあるデントリペアのショップ、イージージーベース。相当腕が良いとの口コミを信じて来てみた。


綺麗な作業スペースにカングー入れてスタンバイ。
















まず、10分程度で凹みの状況を診断してもらい、見積もってもらう。塗装が傷ついていないけれど若干鋭角なので100%元通りになる保証はないがやりますか?とのこと。金額は幅4cmなので税込19,800円と明朗会計。1cm刻みで金額が変わる。これはどこのショップでも同じ相場価格。よーく見ればわかる程度でもほぼほぼ直ればOKなので、躊躇なくお願いすることにした。

板金塗装だと、全面吹きになってしまい、ほかのパネルと塗装面の調子が違って見えてしまうこともままある。まったくわからないほどの作業をする工場だとその価格は10万円を超えるコースになってしまう。少しの凹みだったら価格も仕上がりもデントリペア、一択である。



早速作業開始。内装パネルは外して持ち込んだので、すぐに裏面からアクセス。何十種類もある特殊工具のなかからそれぞれの作業に見合う工具を選んで裏からクイクイと梃子の原理を応用して何十、何百回と押し出して行く。

と、思ったら、いきなり、ガンガンガンガン!!!と、すンごい音が響き渡ってビックリ。

見れば、外からポンチで叩いている。

あのー、外からも叩くのですか?と、思わず訊いてしまった。

内側から叩き出しただけではちょっとした外力で戻ってしまうので、ちょっと出してから表から樹脂製のポンチで叩いて平面を出すのだそうだ。なるほどー。って、そんな先っぽ細いポンチで平面を出すって...。

塗装は割れないのかと訊けば、裏から叩くと割れるけれど、表からだとまず割れないそうだ。うーむ。

とにかく、どれもこれも、素人にはできない職人技なのであった。

デントリペアは日本に入って来た20~30年前から知っていたが、自分で頼むことは初めてだったので、職人技の凄さを目の当たりにして驚きの連続だった。

なにしろ、まったく元の凹みがわからないほどに直ってしまったのだから!

直した職人さんすら、あれ?どこだったっけ?と(笑)。



                               待合スペースに座っていることが勿体ない。職人技をこの目で見ないと! 邪魔にならない程度に、たまに近くに見に行ってしまった(苦笑)。

工具の支点となる裏の鋼板は曲がったり凹んだりすることを事前に了承していたが、全くの無傷であった。







俺のおススメ、ショップ詳細はこちら↓


EGG BASE デントリペア・フロントガラスリペア専門店
(エッグベースではありません、イージージーベースと読むでス)

〒412-0045 静岡県御殿場市川島田6-17 1F
0550-83-2858
https://www.egg-base.com/





















いや、マジで期待通りの出来。

勝間田さん、ありがとうござました!!!



2022/07/11

カングー、世代交代


白カングーが17万キロを超え、ホイールハブベアリングにガタつきが出て交換、その後にタイロッドエンドもガタつきが出て交換。その後に、Fサスペンションブッシュとスタビライザーブッシュも劣化で異音発生。毎月の工場往復の代車生活も面倒で、最後の修理見積は車検もあって総額40万円超えとなり、車両入替を決断した。

2012年から、銀カングー+白カングーと10年間に渡り、カングー1でやってきたが、これを機にフルモデルチェンジするカングー3を購入することにしようとググってみれば、え?この変なデザイン何? これってカングー??? これはさすがに違うでしょう! 

調べると、メルセデスとプラットフォームを同じく使用することになってデザインにもメルセデスの意向が反映された結果だそうだ。終わったわ、カングー。

この時点でカングー2の残った新車を探すも、ディーラーのウェブサイトには「販売終了」の文字が...。急いでカーセンサーを調べてみるとあるにはあるが、法外な価格がついている...。そっか、みんな考えることが一緒だな。

それでも諦めきれずに、低走行のカングーを探して見つけたのが、グリーンメタリックのATクルール。カングーの聖地、スターロックカンパニーへ行ってつぶさに目的のクルマの程度を観察。うーん、13,000㎞の低走行だが、前オーナーの扱いが雑だった点が散見されて意気消沈。

司令官が、これは?と指さす先にあったのがこの灰色のカングー。










そりゃあ俺の一番好きな色·グリメタンだけど、これってMTだよ? すると、いいんじゃない?と。どうやら運転する気はないようだ...。今までもATで運転しなかったしな。そっか。じゃあ、これにするか! 


走行16,500㎞なので射程距離内。じっくり見始めると、お、これ、外装も良いし、内装も文句ない。両側面にドアパンチはないが、バックドアに1か所だけ4cm幅の凹みがあった。これならデントリペアで直りそうだ。じゃ、これください。え?って。10分で決定でお店のおねぇさんもびっくり。





クルールではなく、ベーシックグレードのアクティフ。シートの柄はこっちのほうが好み。


クルールに較べてアクティフはメーター周りがメッキされておらずブラックのまま。俺はこっちが好み。文字も若干小さい。ステアリングも革巻きではなくなり下方のシルバー塗色もないベーシックなもの。濡れたり汚れた手で握っても気にならないのでヨシ。

【参考】クルールのコクピット


あと、フォグランプ省略 → 無くても良い、オートエアコンではない → オートでも結局いちいち調整するのでマニュアルエアコンでOK、オートライトなし → 手動に慣れてるし交差点でOFFにする派なのでヨシ、オーバーヘッドコンソールボックス無し → 後付けするからOK、と、すべてポジティブシンキングで(笑)。ただし、前席シートバック裏のテーブルとポケットも省略されているのだが、ポケットだけは欲しかったなぁ。このカングー、図体は大きくなったのに収納がさっぱり。カングー1の2列オーバーヘッドコンソールは助かったもンで。




ファニーフェイスはやっぱりカングー。

ヘッドランプを個別に観ると、

シンプルで美しい♬


お約束の黒い鉄チンホイール。ホイルキャップ付けてもらおうと思ったがやめた。付け外しすると擦れて塗装が剥げたところから錆びるのである。特に強羅は火山ガスで錆びの進行がハンパない。




さてさて、入れ替えで忙しくなるな。

白カングーは車検切れとなってしまったが、自賠責が残っているうちにと納車を前倒しにしていただいて(おねぇさん、ありがと💕)お店に引き取ってもらうことに。仮ナンバーを小田原市役所で借りてカングー2を引き取りに向かった。




歴史的な世代交代である(笑)。

ご対面~♬

乙、白カングー!














それにしても良い色だぁ。今までコンディション優先で色を選んだことがなかったからなぁ。グリメタン、夕陽を浴びるとブルーがかったグレーに見える。



デカングーとは呼びたくない。カングー2なンだが呼びにくい。普通にカングー、ってか...。

まさかデカいこれにはにしないと思っていたのだが…。


ナンバーはめんどくさいから排気量の1200。もうタイミングチェーンとウォーターポンプほか一式の交換に悩まされなくてよいチェーンによるカムシャフト駆動♬


【主要諸元】

エンジンタイプ:ターボチャージャー付筒内直接噴射 直列4気筒DOHC16バルブ

総排気量:1.197L

最高出力(EEC):84kW(115ps)/4,500rpm

最大トルク(EEC):190N・m(19.4kgm)/2,000rpm

トランスミッション:6速MT


最高出力は結構出ているが、さすがに1200㏄なのでちょっと動いているからってズボラな2速発進は心許ない。1速が要求される。走り出してしまえば気にならないが、下り坂でのエンジンブレーキは当然ながら効きが悪いので、積極的なシフトダウンをしないとブレーキパッドの減りが早いと思われる。特に当CAMPは山岳地帯なので。シフトノブの感触は非常に良く、コクコクと決まる。

ホントはEDCのATが楽ちんだったのだがこのグリメタンの設定が無いとのことだし。ボディ色優先なのである。





ここがキミの寝床だ。


しばらく働いてもらうぞー。




2022/01/08

カングー地デジ化完了

初詣行ってからカングー地デジ化計画推進中。前オーナーの切断放置されたままのアナログアンテナケーブルと頓珍漢な分岐ラジオアンテナケーブル撤去で一苦労。なかなか本題に入れない。少しづつやるです。

もはや1DINのカーナビは絶版なので今ついてるパナの1DINカーナビに地デジチューナーとアンテナを付けるです。




今や廃盤のパナソニック製 ストラーダ TU-DTX600。デジタル受信して、出力はアナログRCAピンプラグという過渡期的な代物。カングーに付いてるアナログ1DINカーナビにはぴったりなのであるが…。

ガレージ内は6℃だが灯油ファンヒーター手繰り寄せてぬくぬく作業。大好きなテレビも観ながら。ガレージ作ってヨカッタと実感。


地デジ化完了!Stradaの外付け地デジチューナーから1DINアナログカーナビのRCA端子に入力。

カングーのフロントウィンドウは電波を通さない熱線反射ガラスでETC電波も受信できない。以前、ETCが全く反応しなくてコレを学んだ。ウィンドウ周囲の黒セラミック部分は電波を通す。ルームミラー周囲が黒セラミックの面積が多くてここにアンテナ類をまとめて取り付けるようになっている。

熱線反射ガラスは地デジアンテナを貼っても極端に受信状況が悪くなると取説に書いてあったが、案ずるより横山やすし、バッチリOKだった♬ ETC電波は真正面からだが地デジ電波は四方八方から来るからか。ディスプレイが前時代モノで画質がイマイチだが映ればOKOK❗️ 仲里依紗ちゃんも祝福スマイル。コレ、CLOSEボタンでディスプレイが水平になって仕舞われちゃうギミックがなかなか良い。


【追記】
チューナーからの音声LRをカーナビに入力したものの、カーナビ本体のちっこいスピーカーだから音が悪い。ンで、音声のみをオーディオレシーバーのAUXにINしてJBLのカースピーカーから出るようにしたった。


2020/11/30

カングー タイミングベルトほか交換

15万km超えのカングー。前回のタイベル交換からそろそろ7万km。ちょっと早いけど早めの対処をしておこうと、工場に入庫予約日の3日前のこと。出かけようとセルを廻したら、くぅ、と言ってそのまま無音。運悪くピニオンとリングギアが噛み込んだか…。例の深いところにあるスターターモーターに鉄筋当ててハンマーで衝撃当てても変わらず。年初にスターター交換したばっかりなのに。交換作業時にソレノイドに繋げたアルミの端子が角度的に厳しかったのでもしかして折れたのかも、という気もする。参ったなー。

悩んでても仕方ないので、積載車を呼ぶことにした。今まで億くらい使ったかもしれないNICOSカードドライバーズエッジのロードサービスは自宅で故障した場合は対象外だってさ。路上で故障した場合で安全なところに移動するだけだという。最大10kmまでだし。10kmだと山を降りてる途中だってーのに。全く使えねー。それに引き換え、三井ダイレクト損保さんは自宅でも関係なしに50kmまで無料なの❤️ さんくす!

















不動になったカングーをウインチでカーポートから引き出して無事に積載車へ。元気になって帰ってきてね。














箱根湯本駅前を通過。非日常な絵面。


2日後。工場から電話がかかってきた。小田原のクローバーギアという若い社長自らメカニックを務める欧州車専門の修理工場だ。

案の定、スターターソレノイドの端子折れだった。うーん、反省。怪しかったら端子を交換しておくべきだったな。

そしてさらに10日後にすべて完成の連絡があった。

タイミングベルト、ウォーターポンプ、ファンベルト、プーリー、テンショナー。外したタイベルもファンベルトも見た目はまだまだOKそうだし、ウォーターポンプもキレイで交換することもないかな、とも思えるが、転ばぬ先の杖、ということで。最近、アクセルペダルセンサーも寿命で、3回ほど登坂時にアクセル踏んでもブワンブワンと乱高下して停まってしまい、後続車に迷惑かけたし。この際、危なそうなところは全部やるつもりで目指すは30万km超!クルマはきちんと整備すれば人間より寿命が長いのだ。


あ、あと、念のために、クランクタイミングセンサーも交換して貰った。これ逝くと、エンジンが掛からん。リアブレーキも、開けてダメだったら交換してと、シューと、ホイールシリンダーも用意しておいたが、これまたシューも減ってて、ホイールシリンダーも固着してて全交換となった。そしたら、止まる止まる。えー!こんなにブレーキって効くの?ってくらい。今まで、Fブレーキだけで走ってたのか…。あらー。

クローバーギア、なかなか腕の良い工場なのでオススメである。



ふぅー。無事帰ってきた。

代打のクラシックレンジローバーと入れ替えだ。



2020/01/13

カングー スターターモーター交換 5(最終回)


時間が取れたら作業再開。元通り組み立てられるか?
この時期は虫がいないのでシャッター全開で♬


途中でカランと落ちてしまったエキマニと触媒のガスケット。どっちが表か裏か。調べたけど、凹んでいる方が前側っぽい。まぁどっちでも良さそうなので。コレ取り付けるのが実はコツがいる。また頭突っ込んで足バタバタさせて挟み込んだ。






下に潜ってラッシングベルトを緩めて排気系を前側に戻し、エキマニと触媒を結合するスタッドボルトを通す。

エンジン側のエキマニをボルト留めしてから、エキマニと触媒のナットを締め込んで接続完了。上側の遮熱板を取り付けて、排気系は元通りになった。

エキマニに下側の遮熱板を付けてエンジンに戻すと、もう上からは見えなくなる。念のため、下に潜って確認。ヨシヨシ。











あら?赤いバッテリーから来てるケーブルが遮熱板に接してるんじゃない?











スマホを突っ込んで横から撮ると、やっぱり。
ダメだコレ。
耐熱素材でできてるから大丈夫なんだろうけど気分悪い。
ソレノイドに熱が伝わって寿命が短くなるかも。

もしや…。外して付け直し???????
えーーーーーーーー!!!!!



写真をよーく見て、大丈夫だ、と、ひと安心。






手を突っ込んでナットを緩めて端子を外し、90度曲げて取り付け。

OK、OK~~~~!!!





下から見るとこのように見えないとダメだ。

コレ、知らない人多いンじゃないのかな?
カングー専門にやってるメカニックなら知ってるはずだけど、気にせずカチャカチャって、取り付ける人って多いハズ。最後の油断できない作業ポイントである。




ホースや配線類を留めていたブラケット類のボルトを締め、クランクケースとエキマニを繋ぐステーも取り付けた。

バルクヘッドの断熱材を取り付け、吸気系を元通りにしようとしたときのことだ。

あれ?このボルト、1本余ってる…(;'∀')

ええええええ~~~~~~~~~~~!!!!!!!!

いっか、1本くらい…。

いや、だめです。

多分大丈夫だけど、気分悪い!

もしかして、また分解?????????????

щ(゚ ロ゚щ)  マジか!?

落ち着け、俺…。

このボルトがどこに付いていたかを推察してそこを集中的に捜索せねば。

これって、この傷み具合は、エキマニの遮熱板が怪しい。

ミラー片手に捜索開始すること2分でビンゴ!

ヨカッタ、ヨカッタヾ(;´Д`●)ノ




この遮熱板の中央ボルトだった。周囲しか留めてなくて忘れてしまいました。 






コンピュータをセットする。ピンがたくさんある長大なコネクタにKUREの接点復活スプレーを吹いてから接続。











吸気系を元通りにして、ウォッシャータンクも戻す。
















最後にバッテリーを取り付けて完了!!!

















祈りながらキーを捻ると、キュルン、ゔぁおん!と、元気よく始動した。
5回ほど連続始動するも、OK。
コンピュータを外していたのでアイドリングが安定するまで数分かかったが、その後は問題なく安定。
長かった~。
何度も挫折しそうになったけれど、やればできるもんだね。
コレ買ったクルマ屋さんが、1時間半くらいかかってたよ、って、ホント?
まぁ、プロなら、アプローチ方法知ってて、無駄な作業無しで、
エアツールやユニバーサルジョイント工具を使って流れるように作業すればできるのかもね。


懸案だったブレーキパッドの減りもスタッドレスのローテーション兼ねてチェック。まだ5mmほどあるので、2万キロ行けるかな? リアドラムは外し方わからないので、時間のあるときに。














ちなみに、ガレージ内でやるもんじゃないね。ブレーキパッドの微細な粉が床にビッチリで取れない。水拭きでモップ掃除しないとならないようだ。次回の懸案。











もうだいぶ陽が傾いてきたな。













カングー スターターモーター交換。
おわり。


かと、思いきや、リビルドのスターターモーターを買った店から連絡が来た。
返送したコアは純正ではない社外品だったとのこと。

コア代としてあと8500円の請求だという。

えー! そんなバカな。
急いで、整備記録簿を見てみたら、あれ?
67,000kmのときにスターターモーター交換してるじゃん!
そこで社外品を付けたのか。

もー、また出費である…。

いま14万キロだから、純正でもリビルドでも7万キロしかもたないの?
寿命が短いなー。
もしかして、プラスコードが遮熱板と接触していて熱がソレノイドを早くダメにしているとか。
でも、新車工場でそんなミスするはずはないしな。

それならもっと交換しやすい場所に設置する設計をして欲しいものである。