2022/01/21

三菱電機 石油ファンヒーターのオーバーホール


当CAMPには三菱電機製の石油ファンヒーターが4台ある。すべて1997年製造の25年モノだ。三菱電機は世界で初めて石油ファンヒーターを開発したメーカーだったが、採算が合わず2017年に撤退。クリーンなシンプルデザインで、電気を食わない電磁ポンプによる燃料噴射式、そしてなんと言っても9リットルの燃料タンクを持つ製品はコレしかないので非常に悔やまれる。そんな機種なので全国に根強い三菱電機製のファンが大変多く存在している。

左からKD-C522(5.20KW : 15畳用)、KD-32H3(3.20KW : 8畳用)、
KD-V322、KD-C522


当CAMPには4台あるのは、前居留地で調子悪くなっては追加追加で増えてしまったからだ。当時は直し方がわからずで…。

2~3年使っているとエラーコードが出て止まってしまう。どうやら燃焼センサーに酸化物が付いて異常燃焼と認識して止まってしまう場合と、燃料フィルターが詰まって同じく止まってしまう場合がほとんどの原因らしい。それを直せば復活するので絶賛オーバーホール中。


9リットルタンクはありがたい。台数が増えた結果だが、予備タンクが複数あるとまとめて給油できるので楽チンである。





バーナーもバラしてワイヤーブラシで汚れを落とす。

灯油が炭化したものが付着している。これでは異常燃焼になりかねない。



BEFORE


左が点火用イグナイター、右が燃焼センサー。ともに酸化物が付着すると不調となる。当初は棒ヤスリでやっていたが、そういえばリューターを持っていたのを忘れてた。棒ヤスリと耐水ペーパーの1/10の時間で済んだ。




電磁ポンプ。左端の先っぽがフィルターで問題なかった。


こっちはゴミが溜まっていた。この個体は中古で入手したもの。使用環境が悪かったようだ。


受け皿の中もゴミが溜まっていた。チョークポンプで吸い出す。
錆びてるドラム缶か何かから灯油を入れていたのではないか?







①F2エラーが出て止まってしまった居住棟のKD-C522は無事復活♬
②エラー表示は無いものの数分で止まるようになってしまっていたKD-V322も完全復活♬
③KD-32H3はいまのところ問題なし。

④黒いKD-C522は3年前に燃料漏れで使用中止したままになっている。今日チェックしたら電磁ポンプの取付部から漏洩していた。追ってバラして確認予定。


当CAMPの居住棟ログホームでは5.20KW が1台あれば事足りていて、寒い夜だけ薪ストーブを焚いている。修理までの間にガレージ用の3.20KWを持ってきた。しかし、やはり力不足。修理期間の代替機を現行メーカーの2強のコロナとダイニチから選ぶことに。

9リットルタンクのダイニチにしようと思ったら、石油ファンヒーターには燃焼方式が2種類あるらしい。ダイニチはヒーターで燃料を気化させるブンゼン気化式で電気を190Wも使う。灯油を燃やしつつ100W白熱灯2個を連続点灯させるのかぁ…。セコロジストとしては無理…。7.2リットルタンクでいいから電磁ポンプ式で電気を11Wしか食わないコロナにした。三菱電機製も電磁ポンプ式なのであった。

1日で修理完了したのでコロナは梱包箱の中へ…。
またいつかいざというときに。



2022/01/15

メーデー!メーデー!全電源喪失‼️


帰投して暫くしたら停電。すぐに東電パワーグリッドの停電情報をチェックすると当CAMPだけのようだ。あー、また漏電か。敷地内ライトアップのどこかでショートしている。メインブレーカーを復帰させてからライトアップ電源を入れると落ちる。












うーん、ライトアップの電源ケーブルの総延長は470mあるからなー。どこかを特定するのが大変。2年前同様にLED投光器の内部劣化だと思われるが、雨で濡れた深い笹藪に入る気がしない。ふぅ、やること尽きねぇ!まぁ好きでやってるンだから仕方なし。

 

敷地内ライトアップ14灯をひとつずつテスター持ってチェックして回る。ここも大丈夫。ここもだ。うーん…。乾燥しているとライトアップ電源をオンにしてもブレーカーが落ちない…。んー、灯火内のショートではなさそうだ。夜になって1灯だけ点灯しない。面倒なので後回しにしていた谷底2灯のうちの1灯だった。やっぱりあそこか…。


長靴装備して谷に降りると点灯しなかった灯火が倒れていた。土に埋もれている電源ケーブルを辿るとブッツリ切れていた。コレが原因で雨が降るとショートしてブレーカーが落ちてたワケだ。



居住棟から地中埋設用の強固なフレキシブル管で繋いでおり、その中を電源ケーブルを通しているのだが、出口の屋外用コンセントから灯火までは剥き出しなので猪に喰いちぎられたか。



交換する灯火を用意して行ったのだが、地表に近いところに設置するとまたすぐに笹に覆われてしまうから、1,500mmの杭を打ってその上に設置することにした。

あんまり何度も行きたくない現場なので雨で本体の劣化が進まないように葡萄のパックを被せておく(苦笑)。

近くで見る人いないし、コレ、結構効果的なのだ。虫が入り込んで巣作りされてガラス面を塞がれないようにスポンジ隙間テープをガラス面周囲に貼っておいた。







一番時間がかかったのは、笹の刈り込みである。いつのまにか谷底全てが覆われていたので通路を全て刈ってやった。両腕いっぱい抱えるくらいの量を20杯は刈り取った。あー、キッツー。点灯した完全な状態を観たらその疲れも吹き飛ぶと思いきやソレは無いが、充足感はハンパないYo(笑)。






笹を刈っているとペットボトルやら、


マスクやら、

タバコの箱やら…。

ポイ捨てする馬鹿は世界中にいるな…。

がっくりするわ。 


ゴミ拾いもバケツ一杯となった…。



日が暮れてきたので点灯してみた。 なかなか良い感じ。 

道路から望む。 刈り込んだ道も見える。









同じく道路から。 月とのコラボ。

奥の灯火は以前は笹に埋もれていてあまり目立たなかったが、杭の上に設置して正解。






























居住棟のウッドデッキから望む。120点。自己満足の極みw











2022/01/08

カングー地デジ化完了

初詣行ってからカングー地デジ化計画推進中。前オーナーの切断放置されたままのアナログアンテナケーブルと頓珍漢な分岐ラジオアンテナケーブル撤去で一苦労。なかなか本題に入れない。少しづつやるです。

もはや1DINのカーナビは絶版なので今ついてるパナの1DINカーナビに地デジチューナーとアンテナを付けるです。




今や廃盤のパナソニック製 ストラーダ TU-DTX600。デジタル受信して、出力はアナログRCAピンプラグという過渡期的な代物。カングーに付いてるアナログ1DINカーナビにはぴったりなのであるが…。

ガレージ内は6℃だが灯油ファンヒーター手繰り寄せてぬくぬく作業。大好きなテレビも観ながら。ガレージ作ってヨカッタと実感。


地デジ化完了!Stradaの外付け地デジチューナーから1DINアナログカーナビのRCA端子に入力。

カングーのフロントウィンドウは電波を通さない熱線反射ガラスでETC電波も受信できない。以前、ETCが全く反応しなくてコレを学んだ。ウィンドウ周囲の黒セラミック部分は電波を通す。ルームミラー周囲が黒セラミックの面積が多くてここにアンテナ類をまとめて取り付けるようになっている。

熱線反射ガラスは地デジアンテナを貼っても極端に受信状況が悪くなると取説に書いてあったが、案ずるより横山やすし、バッチリOKだった♬ ETC電波は真正面からだが地デジ電波は四方八方から来るからか。ディスプレイが前時代モノで画質がイマイチだが映ればOKOK❗️ 仲里依紗ちゃんも祝福スマイル。コレ、CLOSEボタンでディスプレイが水平になって仕舞われちゃうギミックがなかなか良い。


【追記】
チューナーからの音声LRをカーナビに入力したものの、カーナビ本体のちっこいスピーカーだから音が悪い。ンで、音声のみをオーディオレシーバーのAUXにINしてJBLのカースピーカーから出るようにしたった。