2013/06/27

マスタング、修理は続くよどこまでも。。。

土曜日に、ちょっくら行っきてます、と、出かけたのは毎週通ってるシェルビーアジア。


最近、マスタング工場の様相を呈してきたココ。

マスタング吾郎くんはエンジンルーム、俺は操縦席の足もとをゴソゴソ。



ここから摘出したのは。。。








コレ。トランスミッションをATに換装する時に取り付けたブレーキ・ブースター。マスターバックとも言うね。取り付け当初からブレーキを踏むと「シュー」と言うエアを吸う音とともにカックンブレーキに。でも暫くすると正常になるので様子見しながら乗ってた(2年近くも!) でも、この春からシューシューカックンが直らなくなったンだ。


音の出所をチェックしてたらバルブ・ロッドのダスト・ブーツ内にプラスチックの破片を発見。外から触ると中が割れてる。



ブースターとマスター・シリンダーを外してゴム・ブーツを捲ると案の定カラーが割れてた。これが原因だ。ここからエアが漏れてたンだな。




米国から同じパーツを取り寄せた。ブースターだけでよかったのだが、マスター・シリンダー付しかなくて勿体無かったけど仕方ない。

で、取り付けてみると。。。
ブレーキ・ランプが点灯しっぱなし。
なんでやねん!!!  ほら↓↓↓

ブレーキ・ランプが点くってことはブレーキが踏まれてる状態ってコトだ。こないだ新品に交換したブレーキ・ランプ・スイッチまで取り外す羽目に。でもスイッチは異常ナイ。再びブースターを摘出して元のブースターとバルブ・ロッドの長さを較べる。同じ長さだよなー。オカシイなー。

吾郎くんはブレーキ・リンケージ・ブロックのシャフトのバカ穴に気づいた。俺はまた逆さまの体勢でもぐってブレーキ・ペダルの構造をチェック。そう!正解!このバカ穴のたった2mmの移動量が重要で、ロッドが2mm長くてブレーキ・ランプ・スイッチを押していたのだ。

ロックナットを緩めてシャフトのネジを締め込んで短くしようとしたらロッドのネジ部が長くてこれ以上短くできないし。そんでサンダーでカット。一筋縄じゃぁ行かねぇなぁ。


再び取り付けてブレーキ・オイルを満たす。

これから面倒なエア抜きだ。

外はとっぷり陽も暮れた。


エア抜きもやってもらう。俺はやったことなかったのでお勉強。なるほどなるほど。








リアも両側。つまり、4輪ともやらねばだ。結構時間がかかる作業。
この時期の作業には、お気に入りの米海軍爆発物処理班のTシャツを着る。横田基地祭にコブラを展示した時にゲットした実物♪

完成!

これで普通にブレーキが効くようになった。

吾郎くん、さんくす!!!

2013/06/22

水漏れかよ!



先日のこと。司令官の練習機、カングー1。ウォッシャーの水を満タンにしたのに出ないから、タンクを確認したら空っぽ。水を入れたらこのように漏れてるし。当基地にしてみれば最新(笑)の2004年式だぞ、このヤローヽ(`⌒´)ノ


また仕事が増えた。

ふぅ(´ω`)


ワイパーもスカットル・カバーも外さないと、原因が特定できない。

病巣はほどなく発見。タンクに刺さってるウォーター・ポンプのカプラーがきちんと嵌ってないし!新車時からとは考えにくいので、たぶんこの中にある前後ウォッシャー切り替えバルブを交換修理した時に適当にやったんだろうな。

ほら、パチン!と嵌め直してあげた。


スカットル内は汚れてたので開けたついでに綺麗にお掃除して、と。




はい、すべて元通りに組み立て完了。


ウォッシャーが出る出る。前も後ろも!

当たり前のことが嬉しいのだ。







クルマだけじゃなく人間も動物も同じ、どこも痛くなく、食べて飲んで仕事して遊んで普通に生活できる当たり前のことって素晴らしいことなんだぜ。感謝せなあかん(なんで関西弁w)。俺もたまにはイイコト言うなぁ(’∇’)b



P.S. ちょっと名案♪

カングーの車内なんだが樹脂の匂いなのか、俺はあんまり好きじゃない。脱臭剤を入れてたけど、外に駐機しているためこの季節はすぐ蒸発しちゃう。当基地斜め前のHACドラッグで売ってたのがコレ。アロマキャンドルを車内に置くのだ。もちろん火はつけないぞ。数10種類もあるYANKEE CANDLEのなかからWEDDING DAYを選んだ。ドアを開けた時にほんのりと香る清潔な空気がイイぞ。

2013/06/10

自動車部、活動中。

金曜日、当基地3号機のクラシック・レンジ・ローバーの車検に行ってきた。就役してから最初の車検だ。この1年間での飛行距離はたったの1,000km。パワステ・ホース漏れや、イグナイター問題があってずっと格納庫に居たからね。















貨物機に必要な「最大積載量100kg」のステッカーを準備し忘れ、マジックで車体に書いて午前中締め切り10秒前にギリ通過。ふぅ。精神的にも疲れた。自分が悪いのだが毎回なんか問題があるよヾ(*´ー`)ノ。

用紙代20円、重量税13,200円、審査1,400円、検査400円、自賠責保険(12ヶ月)24,040円の合計39,060円で完了。ちなみに年間の自動車税は8,800円。1年車検だけど1ナンバーは安い。その代わり任意保険は倍以上するから、車検を自分でやらない限り維持費軽減の恩恵には預かれないヨ。

昨日の日曜はシェルビーアジアでの作業。


GT40から降ろしてあったROUSH402SR。495PSを発揮する高性能エンジンだ。バイク並みの鋭いツキの良さは6,000ccのOHVとは思えない。

譲り先が決まったので補機類を外して掃除した。'72のランチェロに搭載されるため、福島に旅立つ。
俺としては、60年代風にバランバランとラフな回り方をするFORD RACINGのスモールブロック、363が欲しいンだ。でも円安だから100万円越えちゃうな(泣)。

2013/06/09

東京ノスタルジクカー2&4フェスティバル2013

5月26日(日)東京ノスタルジックカー2&4フェスティバル2013に行ってきた。シェルビーアジアが出展し、蛇族ワンメイクの走行時間が設けられたので見学ってことで。袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ は行ったことなかったのでちょいと楽しみだった。このサーキットは自動車マニアの、とある政治家が作ったという変わった成り立ち。こんな心意気のある人がいるなんて嬉しいね。















日本車で唯一、1991年のル・マン24時間耐久レースで総合優勝したマシンがMAZDA787B。この日はその系譜の737Bと767B(手前)が特別展示された。

767Bが暖機を始めたぞ。エンジンは13J、直列4ローター 2,616cc(654×4) 630ps/9,000rpm。ギャラリーが取り囲み、2ストローク・エンジンのような独特なレーシング・ロータリーの排気音に耳を傾ける。



暖機が終わると、ワッとギャラリーがさらに詰め寄る。

調整のため、リア・クリップを開けたからだ。いわゆるご本尊のご開帳w


エンジンを労わりながら軽く流す。しかし、これはなかなか観ることはできないぞ。


シェルビーアジアのブース。シェルビーカートと呼ばれるエアストリームの巨体が目印。



コブラは9台、マスタング2台が集まった。





















業界で有名なK氏所有の超貴重な1967年式シェルビーGT350と2ショット♪

ハイ、これまた大貴重なオリジナルコブラ。シャシナンバーCSX3005。ミニマルヤマの丸山さんがオーナー。シェルビーアジアが請け負って米国にてレストアした固体。新車同様だ。もうこれは2億でも買えないだろうね。



こちらはウルトラ警備隊のポインター号。やっぱり制服着ないと乗れないね、これは。




ナイト2000もやって来た!


TOYOTA2000GTが3機。






1968年にトヨタからキャロル・シェルビーが委託されて米国にてレース活動をしていた時のカラーリングに身を包んだ固体。


長野から昭和の消防車がやって来た。1955年式ダイハツオート3輪。コブラと同じオープンだぜ! 



高校の先輩、K氏所有のローラT70Mk3。1968年の日本GPで、2大ワークス、トヨタVS日産に強力プライベーターのタキレーシングが挑んだ伝説の固体そのもの。当時、長谷見昌弘がドライブした。これもシェルビーアジアが受注して米国にて完璧なレストアがなされた。





この日はトラブルで出走できず。走りはコチラで。




スーパーカークラスが走行開始。












そしてシェルビーアジア枠の時間がやって来た。俺は元々走る気はなかったのだが、なぜか並んでる。

俺の愛機はオートマに変更しちゃったし、脚はノーマルなのでどうしようもない。ゆっくり流すだけ。ここがどんなコースなのか下調べする気持ちで最後尾に。途中で停まったコブラのドライバーを連れ帰る役目w



webCGさんから勝手にいただいちゃいました。当基地2号機の勇姿だから許してね。
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10台でサーキットを独占なんて贅沢だね。

奥のストレートでカラスが横断。そのあとに茶色いのが出てきたから、ブレーキをかけた。よくみるとカルガモの親子だー!!! テレビのニュースで観るあの姿。雛が2匹ヨチヨチくっついて横断してる。カメラが間に合わなかったので想像してくれw




のんびり走ってるとラップされる。

これは珍しい英国ACカーズの現代版コブラ427。


GOOOOOOOOAL!!! 

やっぱりサーキットはマニュアルじゃないとだめだわ。


ハーレーダビッドソンのレーサー。イイネ!

欲しかったRS125。

貴重なヤマハの名機たち。


















一日中楽しんだナー。日焼けした顔がヒリヒリ。

袖ヶ浦に来るにはアクアラインを使うのだが、朝はアウトレット渋滞、帰りはさらに大渋滞でアクアラインを抜けるのに3時間30分の入口表示。20:00まで食事して時間つぶししたけど、それでもノロノロ。空いていれば20分なのに。アクアライン、大問題だわ。