2011/08/29

マスタング、やることありすぎ!


さてさて、この日の作業は。。。



ダッシュ・パッドを新品に交換。

回転計と油圧計のメーター・ポッドの位置決めをしておく。


ダッシュ・センターにメーターが来るので油圧計のホースの穴あけ位置を探る。                                                

シェルビーアジアから借りたホール・ソウ。滅多に使わないから持ってない。でもそのうち買ってもイイかな。


ダッシュが斜めなので空けにくい。本当はもっと手前だったのだが。やや平らな奥に空けてホースを曲げて取り付けようとする魂胆。

もうチョイ。軟鋼だけど結構頑丈だ。

ダッシュ・パッドも。

こっちは数秒でぽっかりと。


仮付けしたらホースが曲がらず全然無理(T_T)。手前に向けてヤスリでゴシゴシと3時間。。。

ほぼ完璧な位置まで持って来れた♪

ダッシュ・パッドを押さえるモールはネジ穴の位置が分からないのでキリで探りながらネジ止め。



秘密兵器、登場! 油圧計のホースをバルク・ヘッドに通すのだが、元からあった穴が小さいので拡大する。ホール・ソウだとセンターが決まらないので使えないからこれの出番。ヤフオクで1,700円。そのあとホームセンターに行ったら7,500円だった!
                                   


ここを拡大。かなり便利だぞ。
 

穴の切り口をGUNの黒染剤で赤錆が出ないように処理しておいてやる。


黒錆にしちゃうってコトだ。


ホースさん、いらっしゃいませ!って感じwww
油圧の取り出しのために米国より取り寄せたエクステンション。太いネジ穴は純正の油圧センサーの穴。小さい穴が油圧計用だが、このネジ穴が無くてシェルビーアジアにてタップを立ててもらった。


一応シール・テープを巻いてやる。

油圧計と回転計の配線を作る。説明書は必要最低限のことしか書いてない。
スピード・メーター・パネルと連動して点灯するメーター・ランプ、それにエンジン回転の信号を取り出す配線だ。

油圧ホースと同じ穴から配線もダッシュの中へ通してやる。
                          
へへ、点灯成功♪ 一歩前進って感じ。
エンジン向かって右側に、クーラーのコンプレッサーが鎮座する予定なので、そこにあるコイルを左側へ移設。下の燃料ポンプから伸びてきてる燃料ラインも邪魔だね。燃料ポンプの横にある油圧センサーも外してエクステンションを付けて油圧計のホースも接続しておかねばならない。













これが油圧センサー。すでに真鍮製のエクステンションが付いている。クランク・ケース付け根がフィンで囲われているため、これをすべて外して準備したエクステンションを装着すると六角形の径が当たって無理っぽいのでこれはそのまま生かすコトにした。


燃料ポンプも一旦外して作業をやりやすくする。

司令官より、茹でたトウモロコシの差し入れ。ウマカッタ♪



で、エクステンションと純正センサー、それに油圧計のホースも無事接続完了!


コイルを移設したらコードの長さが足りん!!!

在庫しておいたコブラ用のAUTOLITE製のコードを犠牲にして長めのコードを作ることにした。

センターは金属線ではなくカーボン線だ。

MSD製のカシメ・ブロックでよいしょっと!


はい、完成♪

自然な感じの長さだね。実は長さが気に入らず3回作り直した(^^;)。

                                  


ガレージを出たら、司令官の帰りを待つティがいた。ずーっと奥にエスがサバイバル中w  

エスはここが落ち着くらしく大好き。夕陽浴びて気持ち良さそう。

「ティ、なにやってんの?」って言って振り返ったところ。                                                    
















コンプレッサーのステーを取り付けるためにウォーター・ポンプのボルトを緩める。


するとクーラントがじわーっと漏れ出す。

コンプレッサーのステーのボルトがなかなか合わない。無理にねじ込むとウォーター・ポンプのアルミ・ハウジングが割れそうだ。おっかしーなー、と思って下位置からカメラで撮ってみたら穴が全然合ってないヨ!! これじゃボルト・オンじゃないし。

手作業で2時間くらいゴシゴシやってバカ穴を開ける。
ステー左下部分はウォーター・ポンプのボルトが抜けなかったので切れ目を入れた。そしてマット・ブラックでざっと塗装も。


ほら、今度はバッチリ!

右側も!

やっと付いた!
















コンプレッサーは無理なく載った。



こんな感じで、ここまで到達。


迂回させて燃料ラインの長さが足りなくなったので、バラしたGT40の燃料ラインを利用。

                                        


アイドリングで750rpm、温まると1,000rpm。油圧は62psiなので昔風に言うと4.4kg/cm2くらいか。
その日の夜。試運転。スーパー・オート・バックスの駐車場で油圧計ホースのオイル漏れを確認。大丈夫だった。ふぅ、お疲れ、俺!

でも、まだまだ続く。。。