2013/10/26

クラシック·レンジ、パナール·ロッドのブッシュ交換





買っちゃった。12トンの油圧プレス機。アストロプロダクツのリーズナブルなやつ。自重50㎏くらいだからヨイショと自分で移動できる。高いのは100㎏以上あって動かせないからこれで充分。









どうして買ったかって?クラシックレンジローバーのパナール·ロッドのブッシュ交換用だ。もう出番はないだろうけどねー。ガレージのインテリアに成り下がるかもw でも、まぁいいや。





これが英国から届いたブッシュ一式。安くて品質の悪いのが多く出回っているから、一番高いウレタンブッシュにしてみた。純正が一番いいらしいけど、もう製造中止で、あっても高価。コレ、BEARMACH製だけどどうかな。ダメならまた交換すればいいや。手前は付属のモリブデン·グリス。





固く締まってるボルトを緩めて抜き、パナールロッドを外す。寝転んでると力が入らないね。

またティがストーキング中w



ブッシュ径より少々小さめのソケット·レンチを使ってブッシュを押し出す。



少しずつ少しずつ圧をかけてゆく。



バキン!という音とともに抜け始めた。

こんな感じ。もうちょいだ。


抜けた。ゴムはひび割れて縮んでいる。中央のカラーがやや緩く動く感じ。

新しいブッシュを圧入するにあたって、ちょいと悩んだ。今までのブッシュは外側がストレートな金属の筒になっているのだが、今度のは全体がウレタンで両端が段付きに広がっていて径がデカい。これ、穴に入るの??? 普通に圧をかけると全然入る気配もなく、ブッシュが潰れて横にずれてぶっ飛びそうだ。

無理っぽかったので、適当なボルトとワッシャを通してから圧をかけてゆく。もちろんグリスは塗ってあるよ。ある程度圧力が加わるとムニュッと入り始めた。やった!入るじゃん。


こんな感じ。

ふむ。


最後にカラーを圧入する。

できた♬


カラーが入ると多少ブッシュが外にはみ出てきたが、ま、いっか。




ディーラー用マニュアルは本当に役立つ。
ブッシュの締め付けトルクを確認してと。88Nm₍8.8㎏f·m₎とある。


トルク·レンチを88Nmにセット。



振り幅が足りないから、真下に潜って、ふん!っと、レンチを持ち上げて締め付ける。













ココが交換箇所。パナール·ロッドにはシャシー·ブラックを吹いてやった。



完成♬











順調にテスト飛行中。剛性が増して腰が強くなった感じだ。段差でも特に乱れはない。



大黒ひとりミーティング。月曜の夜なのでパーキングはガラガラだし。



テストの飛行距離が足りないのでしばらく様子見だ。たぶん治ったみたいな気がするw

一応お疲れ、俺!



念のため、ビルシュタインのステアリング·ダンパーに交換したいナ。考え中。





【追記】
別日に高速道路移動。軽井沢に行った時より全然安定しているのだが、80㎞/h超で荒れた路面を通過したらシミーがまた発生!また原因を探らねば... はぁ。

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