2012/11/13

クラシック・レンジ デカール貼り替え


RANGE ROVERのフロントのデカールが経年劣化でひび割れて黒ずんでるから何とかしたいと思ってた。リアは綺麗なんだけどね。純正デカールRTC6465は製造中止で世界的に貴重なもの。Webで世界中探したけど無くて、今回はイーアンドイースタイリングさんから再生産非売品を特別に譲ってもらった。全塗装するなら絶対ココに頼みたいと思う良い仕事をするショップだ。
まず、マスキング・テープでロゴ下縁の位置を確認しておく。 リア用のデカール下縁は一直線だけど、フロント用は中央で少しV字になっているので文字の配置に角度を付けてデカールを作成しているとのこと。芸が細かい。
そしてロゴ位置をマーキング。 ホントはデカールを左右5文字ずつまとめて貼るのだが、俺のは微妙に文字間が広いので、一文字づつ切り離して貼ることにした。ズレると日焼け跡が出ちゃうから。

旧いデカールを簡単に剥がせると思ったらそんなに甘くなかった。

塗装面を傷つけないように親指の爪でカリカリカリと。

一文字剥がすのに40分はかかる!

10文字で400分≒7時間かい!?

そこで秘密兵器登場。強力粘着剤はがし。これをデカールに染み込ませて待つこと10分。

付属のプラヘラでヨイショ ヨイショと。かなり取れる!1文字10分に短縮だ。

全文字剥がした状態。これはこれでスッキリしてていいね。

液体コンパウンドで研磨して下地を作り、アセトンで油分を取ってやる。

デカールに位置決め用の線を引く。
一文字ずつ切り離して下縁のマーキングに合わせ、デカール下縁から徐々に貼って行く。気泡が入らないように慎重に慎重に。失敗したら貼り直しがきかないから気をつけねば。

いいぞー。

ラスト、1文字だ。

よし、できた!

簡単そうに見えるけど、デカールを綺麗に正しい位置に貼るのはちょっとした技術が必要だ。プラモデルやラジコンをやってきた経験がモノを言う。





ボンネット全体を液体コンパウンドでひと皮剥いてから、デカール部分も含めてワックスをかけてやった。

グリル塗装に加えてデカールの新調で顔がだいぶ綺麗になった♪

0 件のコメント :