2025/07/21

GT40 フライホイール考

GT40、クラッチディスクは前オーナー時代に交換したばかりなので減っておらず、このまま使用する。フライホイールについてはリングギアも問題無く、ディスク面の焼けも許容範囲内、重量は13.8㎏で一般的であった。排気量が約1,000㏄増える場合、フライホイールを軽量化したことと同じになるので回転のツキは鋭く、落ちも速くなるとみた。




















あまり軽くするとクラッチ切った瞬間に失速して街乗りに向かないとのことでこのまま使用することに決定。計算上9㎏相当なので、これでも想像以上のレスポンスになると予想。カムの特性にもよるが。。クラッチカバーも問題無く、このまま使用。


あと、当CAMP在庫の油圧式センターレリーズを持ち込んで、交換を検討してもらったが、油圧漏れの際にはベルハウジング内部なのでミッションを降ろすことが確実だし(ZFは外付け)、実際にセンターレリーズに改造したパンテーラのオーナーたちに訊けば、踏力が軽くなったりスムーズになった感じは無いとのこと。それだけZF純正のクラッチフォークは良くできているそうだ。かなりの手間と費用をかけて取り付けても、メリットなしと判断。まぁそもそも足がつるほど重かったCOBRA427ほどじゃないしね。
















すべて工場任せではなく、ひとつひとつを検討して判断しておくことは何事にも大事。質問にもすべて完璧に応えてくれて、難関も苦も無くクリアしてくれる百戦錬磨のプロがいることが心強い。特に今回の作業、やり直しは考えてないので(^ ^;)。


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