2024/12/19

GT40 ステアリング クイックリリース 取り付け


GT40、ステアリングのクイックリリースシステムのインストール完了。もちろん、マッスルカージャパンの神山さんに。この一連の作業を半日でやってもらいました。寸法出しが結構面倒でしたね。大さんくす!! 


1時間ちょいで着く予定が、圏央道大渋滞で途中で降りて、Googleマップで空いてるのを確認して八王子西で乗ったら逆にしか行けない入口で大渋滞へ。。係員呼んだけどUターンは絶対ダメだって。。可動式の中央分離帯開けてくれればいいのに。。目の前の全く動いていない車列に合流するハメに。大失敗。府中まで戻って結局3時間もかかっちまった。GT40での渋滞はホント心臓に悪いのだ。。

















使用したのはワークスベル製のRAPFIX Racing溶接タイプ。ボールロック式で世界一ガタが無い製品。ステアリングシャフトをぶった切ってプラグをパルスTIG溶接で剛結。これ、レーシングカーしかやらない方式。

本当は元のボスをカットして使用を考えたが、40mmも手前に来てしまうのでボスを丸ごと取り去って、ステアリングシャフトをカットして直溶接の方法しかなかった。。


まずは端材を切り出して…






プラグとステアリングシャフト接続径が全く異なるので旋盤で異径合わせのカラーを削り出す。






何センチ何ミリカットすれば良いのかが結構重要。



ステアリングシャフトの摘出が大変。。 狭くてすんません。。








ERAのボスはよくできてるけど使用しない。





ステアリングシャフトをカットする。もう後戻りはできない。



取説の指定サイズよりきつめに嵌るカラーを削り出してプラグに圧入。
















いよいよ溶接作業。

パルスTIG溶接。すぐに母材が溶けてしまうのでパルスでちょいちょい熱を加える。
















綺麗にできた。


これでも強度は充分なのだが、念のため、材料を追加溶接して盛って強度を増した。


これでガッチリ。






















次はステアリングシャフトにプラグを溶接する。錆を落としておかないと溶接がうまくいかない。















いよいよ溶接。














こちらも盛って強度出し。

おー、できた♬





もうとっぷり陽が暮れてるよ~。











さて、お次はステアリングのアダプタだ。GT40用ステアリングは世界唯一の6穴PCD78mmなので、こんなアダプタは売ってないから5mm厚ジュラルミン板から切削して製作。



ジュラ板は当CAMPの在庫素材を持ち込んで使ってもらった。
















ソケット取り付けの3本の皿ネジ用にバッチリ皿取りも。

M5ではなく元通り#10-32UNFネジのタップで。
















これでパーツがすべて揃った。あとは取り付け。




ソケット側も完成!

ステアリングシャフトを元通り戻す。

この小さいプラグがオサレなのである。わかる人いないけどね。


はぁ~、やっと。って、俺は見てるだけだったけど。









神山さん、まっちゃん、ありがとうございました!!











給油して帰投。20時過ぎなのでスイスイ帰れると思ったら大間違い。圏央道が工事で大渋滞でほんと参ったわ。。 Googleマップ重いクラッチとコツがいる1速の苦労と、いつエンジンが止まるかの心労はわからんだろうな。


ここからは当CAMPでの作業。アダプター、ジュラルミン地肌のママだと見た目が良くないので塗装することに。

ミッチャクロン吹いて乾燥中。


スイッチパネルにも使用した3分艶ブラックで塗装。バッチリな質感。3日間乾燥させた。









アダプタのボルト6本を短くカットして完成♬

















左奥がSPF GT40Mk2に付いてたモトリタ14.5in. 右奥がこのERAに付いてたメーカー不明な14in. これはスポークがコーンしてる。






あと、ステアリングセンター出し微調整タイロッド1/6戻しして完了予定。


#どんどん良くなるGT40





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