
このマスタング、走り出すとブワンブワンと船のように揺れる。しかも30km/h程度の速度からタイヤが「キュイーッ!!!」と鳴き始めて走行中ずっと鳴きっぱなし(!!)。明らかにおかしい。足回りのガタでアライメントがメチャ狂ってるのかと思ったが、10年落ちのKUMHOのタイヤが原因だった。こんなことってあるんだね。まるでゴム風船のように節操のないタイヤだった。。。 んで、当基地前のENEOSにニュータイヤを持ち込んで組み替えだ。次から次へと色んなコトが起きて、ホント一筋縄じゃいかないワ、このクルマ。
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下段が驚きのクソタイヤ |
GT350の1965年当時の標準タイヤサイズは 7.75x15。現代タイヤでは 225/60-15(外径651mm)が近いサイズだ。俺はクラシック・マスタングには大径で細いタイヤが似合っていると思う。当時の写真を見ると結構細いし。しかし、今回譲って貰ったホイルはGT350R用だもんで幅が7インチある(^^;)。本当は5インチくらいの鉄チンがどんぴしゃなのだが悩んだ末にDUNLOPの195/70-15を選んでみた。冒険だ。今や70タイヤってエコタイヤしかないんだね。ま、いっか。アシなんだし。 本来であればGOODYEARのPolyglassなんだけど、性能悪いしバカ高いしで止めておきました(負け惜しみw)。
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下にあるのがラバーリング |
なかなか親切なクルー。タイヤチェンジャーも最新のもので無理なく装着できた。リム4箇所から均等にエアが入るんだね。エア漏れでうまく嵌らないと思ったのでラバーリングを買って持参したのに無駄だった(ーー)。
元々付いていたKUMHOの215/60-15(外径639mm)。
太くて外径が小さくてイマイチ。
195/70-15(外径654mm)。細いっちゃ細いが、まぁいいんじゃない?
ほらね、足許が軽い感じ♪
毎週マスタングにかかりっきりになっていると訪れたなんとか記念日。ベルビー赤坂の店員さんが悩んで自信無さげだったので、俺が全部アレンジした。結構シックでイイ、と自己満足。
そんな土曜の午前中にジェイ奥村氏から電話が。Daytonaの取材依頼だ。今日か明日かという急ぎの依頼。快く引き受けたヨ。旧車を現代のアシとして乗りやすく手を入れているクルマ特集だって。ウチのはオートマチック・トランスミッションへ換装、クーラー、パワーウィンドウ、パワーブレーキを装着予定。あ、ウィンドウ・ウォッシャーと間欠ワイパー付けるって言い忘れた。。。 マスタングの雑誌デビューはナンバー取得前に訪れた。
ティがカメラ前に割り込んできてカワイイ♪
当基地前の車道から狙うジェイ氏。轢かれないでね。
発売は7月6日♪
んで夕方、取材が終わると何やらドリルで穴あけ作業。
(穴開けは位置決めが最重要ナンダヨ)
バリを大径ドリル先端で揉んでやる。
4.8mmΦリベットを挿し、
CRAFTSMANのリベッターでバチーンと。
ナンバー・プレートのベースが付いた。
遊んでくれないのでいじけモードw
ご隠居エスはリビングでグースカ寝てる。

夜になってオート・トランス・ミッションのセレクター・レバーのカバーを開ける。インジケーター・ランプの配線ができていないからだ。ダッシュ下にのけぞって、メーター・パネルのランプと連動する配線を探す。
それとインジケーター・ランプ自体もチェック。カバー中身の電球が腐ってたので交換する。
点灯~!!!!! やった~! ん?これって点いて当たり前だよな。

今度はホーンだ。350のウッド・ステアリングに交換したからホーンボタンの行き場が無くなった。ステアリング・ボスに来ているホーンの配線の色を確認する。黄と紺の線だ。バラシついでにウィンカー・スイッチに接点復活スプレーを。
またのけぞってダッシュ下を探る。ステアリング・コラムへと潜り込んでいる線から黄と紺を発見♪ これだ。
GT350はダッシュにリターン式のトグル・スイッチが設けられている。パーツは英国に発注した。それまでは手持ちのGT40のスターター・プッシュスイッチで代用だw
この日は会社を休んで遂に登録に行った。ゴルフが趣味の人は土日もコースやっててイイネ。陸事も土日やってほしいw
申請しておいた希望ナンバーは何のひねりも無い1965だ。
ふぅ。取り敢えずのナンバー取得。まだまだやること山盛り!
続く。。。