CAMP HAKONEの敷地は夜になると漆黒の闇に包まれる。森に響くホトトギスの声、猪や鹿のガサガサパキパキと笹藪を移動する音、そして絶え間ない虫の声…。
県道733号線は基本的に照明が無い。今年になってひめしゃら林道入口バス停から当キャンプ至近のこもれび坂バス停までLED照明が数10メートル置きに設置された。
新規に設置されたLEDの街灯。 |
とても明るいのだが、どうしてこうも照明の色にこだわらないのだろうか。白い光なので冷たく安っぽい光である。もうちょっと電球色の優しい色に寄せてほしい。雰囲気が台無しである。自治会の方には当CAMP前はあの照明は設置しないで構いませんと伝えておいた。
街灯はここまで。この先150mにCAMP HAKONEがある。 先に見える点光源は250m先の90度カーブに設置されたLED照明。 |
そもそも夜に県道を歩く人はいないのだが、真っ暗闇はどうにも物騒である。近くのもみじヶ丘別荘地でも空き巣が出没している。当キャンプは定住なので大丈夫だとは思うが明るければ心理的な犯行抑制になる。もしもの場合、射殺してしまったらそれは正当防衛にはならないらしいが、いざ自分たちの命がかかっている場合はそうも言ってられないかもなぁ。
ライト・アップ用のパーツを作成する。配管部品は当CAMP指定の未来工業製。いろいろな色があるのだが、ホームセンターで販売しているものはベージュのみ。送料かけて通販するか、もしくは塗装するか、である。コネクタなどは、ひび割れ剥がれの少ない屋外用シリコンラッカーで塗装する。
内職的なw
パナソニック製の防雨コンセントボックスのライトブラウン WK21139A。それにピタリと適合するのが未来工業製の露出スイッチボックスで防水コンセント用片側接地タイプのライトブラウン PVR-0BC0LB。
1辺12mmのアルミ・アングル材1,000mmを半分の500mmで斜めカットして地面に挿しやすいようにしてある。一見華奢だが強度は充分。ボックスには3mmビスとナットで固定。コレまた強度充分。
照明は10WのLED投光器。光の色は電球色。昼光色にしたら森の雰囲気丸つぶれなので要注意だ。光の色を気にしない無頓着な人がほんとに多くて驚く。
パナソニックのコンセントに未来工業のスイッチボックス。持ちつ持たれつの2大メーカー。
未来工業製ユニバーサルボックスPVU-K と コネクタGタイプMFSK-22GK。ともにホームセンターで扱っていない希少な黒。このユニバーサルボックス内でVVFケーブルを接続したり電源ケーブルと監視カメラケーブルを分岐させる。
左が黒い製品、右が半艶黒のシリコンラッカーで塗装したもの。安いベージュをホームセンターで買って塗装でも充分。面倒だけど。
ボックスのノック穴をドライバーとハンマーで叩き破ってコネクタを取り付ける。
テスト的にコンセントボックスを地面に挿してみたら、真っ直ぐなコネクタだとPF管が90度に曲がってしまってきつそうなので急遽45度曲がったコネクタに変更した。頭の中で考えてるのと実際に設置してみたのと相違があるのは何でも同じだね。
テスト設置のときに見つけたなんかデカイきのこ。今夜の夕食はコレw
谷底に設置するのは10Wだと光量が足りないので20W投光器を使用する。在庫がグレーしかなかったので黒く塗装する。
当然ながらガラス面にはマスキングしておく。2~3日ですぐ錆びるメッキネジを使用しているので塗ってしまったほうが良いかも。でも設置してしまえば近くで見ることはないからどうでもいいのだが。
20Wは10Wの倍以上の重さがあるのでアングル材は1つ上の太いのを使用。
テスト点灯。案の定、道路から30mほど先の谷底だから光があんまり拡散して見えないのは仕方なし。
ライト・アップのスイッチは居住棟のエントランス・ホールに集約してある。絶対に点け忘れ、消し忘れするのでいちいち手動でオン・オフはしない。パナソニック製のあけたらタイマで自動で毎日オン・オフさせる。
定刻もしくは定刻の前後30分にランダム点灯・消灯もできるスグレモノ。ちょっと高いけどスイッチ内に収めるのが一番スマートだから。コレ、良く出来てるわー。スペースは通常スイッチ2個分使うので、一番上に1個他のスイッチを付けられるよ。
続く
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