2024/01/31

GT40mk1 スイッチパネル修復 その1


午後から4時間だけ時間が取れたのでGT40弄り。好きな趣味に没頭できる時間があると甘酸っぱい楽しさが込み上げてくる。ホント、こういうのって何年振りだったろう。精神衛生的にも良いと思う。





















今日は懸案だったコクピットのスイッチパネルを1966年当時の状態に戻す。文字が入った化粧板は撤去して、不等間隔で開けられたトグルスイッチ穴と現代版ホンダ車のスタートボタンの巨大な穴はグラスファイバーで塞いで開け直す。付いてたトグルスイッチもエーモン製(!!!)とか、全部バラバラのメーカー製品。うーん、なぜこのように...。考えてもしょーもないので、ヤる。上手くできるかなぁ。




辛うじてワイパースイッチはオリジナル。本当は左横並びでワイパースイッチと同じデザインのダイヤル式のPANEL(計器照明)スイッチがあったはずなのだが...。





左側のスイッチパネルを取り外す。スイッチも全部撤去。配線が元に戻せるようにマスキングテープでチェックしとく。
















右側のスイッチパネルも取り外す。こちらはスイッチ穴の修正はしないので、重ねてある樹脂パネルを撤去して塗装するだけ。
















元通りにしてやるからな。






















取り外したスイッチパネルL/R。重ねられていた樹脂パネルの下はこのような状態。まぁどんな状態でもFRPで塞いでしまうので関係ないけどね。




















やっぱコレ見ると思っちゃうョ。この21世紀ホンダ車用の径がデカくて派手なスターターボタンは何なんだろうか…。このクルマは1966年型のGT40だよ...。重ねてある樹脂パネルも謎だ...。他人の趣味趣向をとやかく言うつもりもないけれど、違うよな…。

見えない部分に信頼のおける現代装備を使うのはアリだが、エンジン始動するたびに嫌な感覚だし、ましてや常に目にするコクピットがこれではダメだ。

目立つクルマだけに写真も撮られるので、これを直さないと出かけることはできない。でも、どーせ誰もこの仕様なんてわからないが、俺自身が許せないのだな(苦笑)。







ヤバいでしょ、さすがにコレは...。

右が当時のルーカス製プッシュボタン。








スイッチの穴の位置を間違えないように、オリジナルの写真を調べてチェックする。オリジナルのスイッチ設定も数を含めて各車様々なのであるが、最もスタンダードなレイアウトにする。















それと並行してFRP作業をインターネットでお勉強。肝心の材料選びも。

レジン?インパラ?ノンパラ?ファイバー?硬化剤?パウダー?パテ?タルク?

うーん、やりながら勉強しよう。



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