【バックデート投稿】
ペダルボックスが奥にあって多少スライドできるのだが足が届かない。初代オーナー(友人)が大男だったからである。販売店の人も届かない。背中にクッション挟んでやっとだ。そういう訳で、シートスライド機構追加 + ペダルボックスを手前に移設することが必要だったのである。
めいっぱい奥にセットされていたペダルボックス。誰も足が届かねぇ~。
いったんペダルボックスを外して確認。
鉄板を継ぎ足して固定穴を延長してもらいました。レース屋さんでもあるので作業はサクサク進む。
クラッチペダルの動きが渋いとのことで分解してみると錆びがひどい。これではスムーズに動かない。シャフトをピカピカに研磨。ペダル側の穴の中も錆び落とし。
さらにグリスニップルも取り付けてくれた。芸が細かい♬
これならまた錆びつくこともない。
ブレーキフルード漏れがあったのか塗装が捲れていたというので、サンドブラスト~再塗装で綺麗に仕上げてくれた。シートに続き、これまたほぼレストアだ。
ほうほう!
そして、問題発覚。元通りに組んでみたらリンケージのロッドがペダルボックスの縁に当たっていて、スロットルが60%しか開いていなかったというではないの! キャブが全開にならずに今まで過ごしてきたということか...。ちょっと驚き…。米国のビルダーが気にせず組んでしまったようだ。米国人あるある。
そこで、まず、長いアクセルロッドを新規作成。
ロッドが当たるペダルボックスのボディーをカット。ノッチング加工である。神山さんが細かく撮ってLINEで送ってくれるので進捗がよくわかって助かる。こういう写真や動画を観ないとどんな大変で細かい作業をしたのかがわかる。これで客も納得する訳である。
リンケージがフリーに動くようになったぞ \(^o^)/
反対側のアームもコの字加工とボックス側を削って干渉を避けている。
ただ、やはり、踏んだ時にペダルボックスが前に転ぶ動きをする...。結局手前側をフロアに穴を空けてボルト留めすることに。これでガッチリ固定できた。
ありがとうございました!!
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