2020/06/05

物置設置工事 6 〔大引き&根太の設置〕

居住棟エントランスは絶好の作業場。節約のために短い端材を繋いで根太を作る。高いンよ、腐らないハードウッドは。無駄にはできないので。 


梅雨に入る前に、そして、コロナ禍が落ち着いて観光客が戻って忙しくなる前にやらねば。


前にも言ったけれど、当CAMPには物置を置くような平坦な場所がない。あるにはあるのだが、そこはクルマの駐機スペースであるし、視界を遮るものは置きたくないし、だいいち、道路から見えるところに物置を置くのはダメでしょ。だから裏の斜面に物置を設置する平面を作るのだよ。強固な平面ならナンでも良いのだが、統一性が無くなってしまうからウッドデッキにしたのである。そこも美的センスの問題だ。まぁ、ただの自己満足なんだが。

リビングにつながるメインウッドデッキを作ってもらった業者さんに端材をいっぱい残してもらっていたので再利用。
これは、アマゾンジャラ。根太にする。ただし、長さが足りないので、2本をまたは3本を繋いで1本にする。

材によって太さや厚みが若干違うので、なるべく同じ調子のものを繋ぐようにあれこれ並び替えてみる。

ハードウッドは20~30年、特にイペ、ウリン系は100年無塗装で雨ざらしでも腐らない。ホームセンターで売ってるソフトウッドの2x4材は屋外だと3~4年で腐り落ちるので、外回りはハードウッドに限るよ。価格は5~10倍になっちゃうけど。


皿取り錐(キリ)を初めて買ったんだけど、なんだこれ、デカすぎ。5.5mmのビスなんだけど規定下穴4.5で超でかい。こんなデカい頭のビスあるの?結局、皿取りを外してみたらバッチリ。


クランプでしっかり止めてから下穴を開ける。
ドリルとインパクトドライバーの2挺がマスト。


素人作業なので突き合わせた面がベッタリ隙間なく接続することはできず。しかし、ステンレス製のΦ5.5mmx55mmビスで裏と表から剛結してやれば強度は充分。


できた!


早速大引きの上に根太を置き、その上に床板も置いてみる。実際に置いてみると見えないところが見えてくる。このまま設計通りに進めて良いのかどうかの判断もつく。

床板左右にある紅葉の幹とのクリアランスをみる。50mm、いや80mmは開けとかないとだな…。幹が成長して太くなって風で揺らいだら当たってしまう。なるべく床面も広くしたいので、ちょうどよい落とし所を探る。欲をかかないで80mmにしといた。俺が去ったあと、もっと幹が太くなったら丸のこで床板の縁をカットしてやればよい。




この短いのもイタウバマットグロッソの端材。床板を切りそろえた際に出たもの。220mmに切り揃えて根太の固定パーツとして利用する。







繋ぎ合わせて作った根太だが、運良くあまり大きな反りや曲がりが無かった。ただ、床板を張る面の水平が出るように上下を吟味する。







クランプってすごいな。これ無いと絶対に作れない。板材は自然物なので反ってたり捻れているので水平をクランプで調整しつつ固定し、ドリルで下穴を開けてからビスで留めていく。根太も水平が出るように材の向きを変えたり、大引きと接する部分にヤスリをかけたりして微調整。




そうそう、ついに買ったインパクトドライバー。ブラックアンドデッカーのEAI800。バッテリー式とかなり悩んだが、コード式で大正解!充電切れの心配もないし、経年でバッテリーが弱くなることもない。だいいちコストが断然安い。自宅作業でしか使わない人は絶対にコード式を推奨。パワーも140N・mもあれば充分だ。それ以上あるとネジの頭が千切れるぜ。

と、書いていたところ、ビス150本目でスクエアビットがパキーン!と、破断。一瞬何が起きたかと思った。金属疲労だね。雨でこのところ作業できず…。天気悪い日は事務仕事しよ。


ん?左に大引きが延びてる? そう、設計変更したのである。詳しくは次回。



0 件のコメント :