2018/12/31

擁壁工事 コンクリート注入完了



擁壁工事、5日目。

初霜?現場は日陰なので土が全面霜柱だったり凍ってたり。いま寒波が来てるからなー。




















地面がコチコチに凍っているからツルツルとバランスを崩しながら配筋作業。先に配筋をしとくンだったけど間違えたwww
















でもなんとか手を突っ込んで完了。








念のため、建物からの距離と垂直と水平も再度確認して型枠を固定した。



ココにはセンサーライト20Wが4灯あるので日が暮れても明るい。

でも、もうやめとこ。ベニヤ板で養生しとく。














擁壁工事、6日目。


いよいよコンクリートを流し込む。





こないだ作っておいた木製じょうご。これを型枠に乗せてスコップで流し込む。










こちらは崖側の100mm短くしたコンパネの下からL字の脚の部分にコンクリートを流し込んだ際、コンパネに被ってしまうと解体時に外れなくなるので被らないように上から押さえておくもの。





コンクリート撹拌用に買っておいた撹拌機。シャフトが11mmあってドリルチャックに入らなかったのでグラインダーでシャフトを削った。早くコンクリート作業に入らないと時間がないのに…。
















30m離れたガレージ前の砕石置き場からねこでスコップ8~9杯の砕石を運ぶ。30kgほど積んだ状態で斜面を降りるのが結構キツイ。気をつけないと暴走事故になるw










水を入れないで、インスタントモルタル25kgと混ぜる。空練りは7~8分。





インスタントモルタルはセメントと骨材になる砂がすでに適量に混ぜてあるもの。そこに砕石を加えたものがコンクリートと呼ばれる。

水6リットルほど。良い感じになるまで練り続ける。よく混ぜないと底や横にまだ粉状態のモルタルがあったりする。強度に影響するので10分ほどよく練る。
















粘性があるし、材料自体が重たいので腕がキツイ。腰もヤバイ。



撹拌機をしばらく使ってみたが、モーターが焦げ臭くなってきたので結局スコップでやることにする。








最初のコンクリートを流し込んだ。まずL型の脚部分に。一杯作るのが結構大変なのに、底部分にたいして溜まらないのでこの感じだと先が思いやられる。
















これはやっぱり便利であった。















コンクリートが固まってしまい、途中からまたコンクリートを入れるとコールドジョイントと呼ばれる結合しない部分ができて強度が落ちてしまうので、のんびり飯を喰う訳にはいかないので昼飯抜きで続ける。

司令官から甘酒の差し入れ。5分休憩。









何度かやっていると空練りのコツを覚えた。封を切ったインスタントモルタルを砕石の上に立て、袋の下から砕石をすくって混ぜるとモルタルが自然落下してくるのでそれをまた混ぜる。これプロもやってンだろうなw





L型の脚の部分の押さえ板を取り付けた。なかなかいい感じ。やっぱりこれをしておかないとコンパネがコンクリートに覆われて抜けなくなってしまうだろう。

墨出しするわけでもないので捨てコンしない。それに脚部と壁部を一体化しておけば前述したコールドジョイントにもならないからね。








当初、インスタントモルタルを8袋準備した。でもなんか足りない気がして5袋追加したのだが、いざ流し込んでみるとギリかも、と、いう気持ちが大きくなってきた。途中で中断は絶対にできないので、急いで御殿場のジャンボエンチョーへさらに5袋を買い出しに行った。
















富士山はホントキレイな山だ。世界にこれほど端正な山はない。

急げ!






早い時点で日が暮れることはわかっていた。センサーライトに加え、50W2灯投光器を投入。昼間のようになる。

この投光器、30Wだったのだが、青白くて20Wよりも光量が低かったので、ニュートラルホワイト50WのLEDチップをebayで買って改造したもの。



























砕石を運んできて、インスタントモルタルと空練り、水を入れて本練、型枠へ投入。これを黙々と繰り返す。
















司令官から磯辺揚げ、味噌汁、成城石井キムチの差し入れ。もちろんさむ~い外で喰う。
















猪の群れがそばまで来て暗闇の箱根笹がガサガサ~ガサガサ~と大きな音を立てる。箱根の猪は人間には向かってこないでさっさと逃げちゃうのだが、こっちに来るなよ~と、つい構えてしまうw

作業は続く。腰が悲鳴を上げてるョ。




型枠の半分くらいまでコンクリートが入って、ついに先が見えてきた。

と、ここで問題発生!

型枠がコンクリートの重さで開いてきたのだ。セパレーターをもっと上に取り付ければよかったと、ここで思ったのだ。遅いよ…。

幅を狭くするようにクランプで締め付けようと思ったが、130mmのクランプが無かった。仕方がないのでジグを急遽2つ作ることに。時間がないのに!



上端の面木までコンクリートを入れれば済むものではない。コテでキレイに仕上げるのがちょっと大変なのである。コンクリートの量も微妙に増減して波打たないように平らに仕上げないとね。

ところが❗❗ もうテッペンの時刻で氷点下なのでコンクリートが氷結してキレイに水平に延びないのだー❗❗❗ コンクリート打ちでの最悪のパターン。もうコレばっかりは仕方ない。どうせ土留だし、たいして見えないから機能を果たせば充分ということで諦めた。冬場のコンクリート作業は避けたほうがいいね。
















このあと、インスタントモルタルの空袋を2袋重ねにしてこの上を覆って、さらにベニヤ板を載せて養生しといた。このまま1週間以上放置してから型枠外しだ。

ざっと片付けして25:00撤収。
もう大晦日になっちまったー!

結局足りないインスタントモルタルは0.5袋なのであった…。



まだまだ、続く。


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