2018/10/02

自走式薪割り機 塗装プロジェクト 1/2


ずーっと、雨雨雨。台風が次から次へとやって来る。昨年も夏は20日連続雨だったけど、今年は酷暑が明けたら台風ばっかり。その隙間を縫って少しづつ自走式薪割り機を塗装中。


















クローラー式自走部分は脱穀機w 
農機具らしいカラーリングだったのでこれを軍用風に塗装するのだ。






外せるものはなるべく外して、と。

フレームやパネル内側はつや消しブラック。






シンプルな構成のメカ。中古であるが程度は良好だしエンジンも好調。
















コブラのメンテ用に購入してあったアルミラダーを使って車体下面をチェック。オレンジ色のタンクは油圧オイルのタンク。

















錆落としの補修跡やスポンジ・テープが貼ってある。


きれいに剥がす。















頑固な粘着もこれで一発。ロックタイトの強力粘着剤はがし。もう何10年も前からシールやテープの粘着に悩まされ、シンナーやパーツクリーナーやアルコールなど、いろいろ使ってきたけど、コレがダントツの性能。いままで時間かけて格闘してきたのがウソみたいな製品だ。






パーツクリーナーで油分を拭き取ってからシャーシ・ブラックを塗った。その上から他社のつや消しブラックを吹いたら乾燥時間が違うもんだからシワシワに。拭き取ってしまおうと思ったらこのようにビローンと剥ける剥ける。はぁ~。失敗。油分が全然取り切れてなかったようだ。甘かった。
















剥けるだけ剥いて再度シャーシ・ブラックで再塗装。油分で密着してなくても弾力のある厚めの塗膜でタンクを覆っているからヨシとする。今度は完全に乾燥してからつや消しブラックを塗ろう。




















油圧ラインがフレームに接する部分にはスポンジでガードしておいてやる。振動で穴が空いてはシャレにならんし。

















お約束のサイン。この上にプレートが載るのでもう見ることもないだろう。いつか誰かが発見するかもね。





KRYLON 4290ブラック、4292ブラウン、4296ライトグリーン
沖縄から届いた米軍放出のKRYLON。米国から塗料の輸入が非常に厳しく制限されていて事実上不可能。国内でも飛行機はNGなので佐川急便の船便で福岡まで来て、それから陸路で当CAMPまで届けられた。フレームやパネル裏面はコスト削減のために日本製カンペハピオのシリコン・ラッカーを使用する。





機関部をマスカーで覆っておく。





















ベースカラーの4296ライトグリーンを先に塗った。

ちなみに米軍のカモフラージュ・パターンはこのライトグリーン。緑一色の車両はもっと濃いオリーブとなる。この違いは素人さんにはわからないだろうなー。まぁ一生関係ないからどうでもいいことだろうけどw しっかし、雨ばっかりで作業が進まん!








カバー内側にも一応サイン、と。




ずーっと雨なので屋内作業。外して塗装したパネル類を組み付けておく。







ブラックを入れる部分は塗らないでおく。節約節約。




















このあたりが兵器っぽいw





なんかレストア的な作業も…。あとで錆が進行して塗装が浮いてくるのも嫌なものだし。






ちなみに、米軍車両のカモフラージュパターンを参考に塗装しとります。これ、元所有車両・M1009の図。
















続く。






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