2017/09/28

マイ・ファースト浄化槽♬


CAMP HAKONEは目の前の県道733号線に水道本管があって水道を引き込んではいるが、下水がないために浄化槽を使用している。マイ・ファースト浄化槽だ♬ 浄化槽って下水道局が運営している大規模設備の超ミニ版ということ。バクテリアを使って汚水を浄化して排水する、とってもファンタジーで興味深いシステムなのだよ。ペットみたいにバクテリアを飼ってる気分だし。

浄化槽の新設時には各自治体の検査を受けなければならない決まりになっている。先日、神奈川県保健福祉局による検査で過曝気(かばっき)であることが判明した。

7人槽を2名でしか使用していないのにブロアーを24時間稼働させている結果、酸素供給過多となり浄化槽内のpH値が低下してバクテリアの増殖がしにくく、浄化能力が低下しているとのこと。なるほどー。ふむふむ。と、いうことは嫌気性バクテリアなのか。

そこで、ブロアーの間欠運転を行って酸素供給を減らすとよいとの提案があった。

早速、Amazonで検索。プライムの送料無料で、リーベックスの「屋外用プログラムタイマーPT-W1」を49%OFFの2,190円(税込)でゲット。リーベックスの室内用タイマーならすでに3個使用しており、信頼している。

設置場所はブロアーの真上、電源の真横に必然的に決定。ここしか無いだろうw 振動ドリルで基礎に穴を開けてプラグを打ち込み、タッピングねじで本体を固定した。

ところで、肝心の間欠時間の設定だが、ネットで調べると当キャンプと同じ感じの家庭が多くて、1時間稼働で2時間停止が多かった。あまり長時間休止すると臭気が立ちそうなので、俺は30分運転で1時間停止、そして25:00以降の深夜~朝は2時間停止で30分稼働にしてみた。


設定方法なのだが、リーベックスのコレは超アナログ式で大変わかりやすい。時間とともに回転するダイアルに小さなツメが生えていて、外側に倒すとオン、内側に倒すとオフ。ひとつのツメが15分である。月一回くらい誤差補正でダイアルをちょっと現在時刻にあわせてやればいい。

念のため、ちょこちょこ見に行って稼働したり休止したりしてることを確認。ちゃんとプログラム通りに稼働している。アタリマエかw

ブロアーの消費電力は少なめの55Wだが、さらに電気代も1/3以下になり、駆動部のダイヤフラムポンプの寿命も3倍だ。もしかして起動時にストレスがかかっているかもしれないが、まぁその時はその時で。

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