今回のミッションはペンダント・ライトのコード延長。一般的に1,200mm~1,400mm程度しかないので1,900mmに改造する。ちなみに販売目的ではなく自家用なので電気工事士資格不要の自己責任作業である。
機種はDAIKOのDXL81226。全メーカー中の最高出力グループに属す52W。色温度だが、どのメーカーも2,700Kの黄色すぎる電球色ばかりしか販売しておらず、3,500Kの自然な暖白色を実現するためにこれを選んだ。よくある昼白色の5,000K以上は青白くて蛍光灯の安っぽい光になる。そこで調色調光のできる機種で3,500K近辺に設定できて癖のないデザインとなるとこれしかない。
コードは不正改造防止のため、メーカーでは販売していない。製品と同じφ5.8mmくらいのコードを探しまくったが無い。結局Amazonで見つけた延長コードが似た質感でGOOD。オリジナルのコードはアイボリーホワイトだがこの延長コードは真っ白。まぁ問題なし。5mで送料込・税込¥1,280だし。
そして傾斜天井用に、オーデリック製の傾斜フレンジ OA075026を入手。手前がオリジナル。
さて、改造開始。どこから分解するのかわからないので壊さないようにあちこち引っ張りながらネジというネジを外す。あとで気づいたが、一箇所を外せばすぐ分解できたのだった…
そして、驚愕の事件が。。。
基盤のコネクタに挿してある電源線の引き抜き方がわからない。作業中断してネットで検索するとコードをくりくりしながら引っ張るとあった。やってみると少し抜けたと思ったら先っぽを残して切れてしまった(´༎ຶོρ༎ຶོ`)。もう一本もやったらそっちもだΣ(ll◎д◎ll) ドガーン! 早くも数万円がパーか!?
冷静に冷静に…(;´・ω・)。ネットで検索しまくって、このワゴ製のコネクタの抜き方を発見した。この長方形の穴が怪しいと思っていたが案の定この穴にマイナスドライバーを入れて押すと簡単に抜けた。知らないとは怖いことだ。
延長コードをぶった切ってコードを露出させて製品同様に撚り線に半田を流しておいてやる。ちょっとイマイチだけどまぁいいコトに。
挿し辛い場合はドライバーを差し込んで押しながらやるとすんなり入る。
やらなくても良かったのだが、照明本体上部のコードが通る部分が10cmほどのパイプになっている。無い方が見栄えが良いのでパイプカッターで切断した。切断時に塗装が剥げたのでラッカーで塗装。
オリジナルのパイプにコード保護のPP製のインサートが入っていたので長さを半分に切って挿入。
組み付けるとこんな感じ。
実はこのパイプを回して外せば本体が分離できるのであった…。
LEDカバーを組み付けて…。
小さくて薄いスパナは便利。
ここが大切な部分。コードが抜けないようにストッパーを作る。被覆を半分に割いてそれぞれを結んでやった。これだけでも良いのだが念のためタイラップをキツくダブルでロック。さらにさらに、セメダインスーパーXを全体に盛って万全を期す。
重量2.9kgなのでこれで充分だと思う。
シーリング・ソケットもオリジナルと同じように取り回して作成する。
最終組み立て…。
完成 ٩(๑`^´๑)۶
一時はどうなることかと思ったわ。゚(゚´ω`゚)゚。