2016/02/06

レンジローバー・クラシック もう後戻りできない PART2


けじめがつかないので作業は週末1回にしてるからなかなか進まん。キーレス・エントリーの取り付けを躊躇っていたのは、キットは安いのだが取り付け作業が大変だったからだ。そして、予定通り大変だす。

最初にアリババで買ったキットはコントロール・ユニットのみだったので、Yahoo!ショッピングでアクチュエーター4個付き激安キットを全額Tポイントで買いなおしたσ(^_^;) ドライバー側のアクチュエーターはモーターが入ってなかったので、モーター付きアクチュエーターを取り付ける作戦だ。そのためには車内からハーネスをドアに引き込む必要がある。トゥ・ボックス・パネル(キック・パネル)を取り外してハーネスの経路を確認する。




ここだ。すでに結構な本数のハーネスでひしめいている。パワー・ウィンドウ、ドア・ロック、パワー・ミラー、スピーカーのハーネスたちだ。

まずはハーネス通しのツールで内視鏡よろしくクネクネさせながらグロメット・チューブの中をドアまでなんとか通して行く。コレが結構難しい。滑りを良くするためにシリコンスプレーも投入する。

この黄色いツールは太くて何往復もできそうもないので、ドアまで通してから細い針金を先端に巻いて引き抜き戻して針金を通す。この針金を何往復もさせて5本のハーネスを1本ずつ通して行く。


5本通った!

う、もう半日経ってるし。。。

腰がヤバイ。。。








ドア内を上方までウィンドウの上下動を妨げないようにタイラップでハーネスを整理しながら這わせる。

そして例のサービス・ホールまで辿り着いたー!





アクチュエーターの先端の穴がオリジナルに比べて大きくてリンケージにガタつきが出るので、ドリルで径を調整して当基地在庫の真鍮製カラーを入れてみた。






これがキットのアクチュエーター。4個のうち1個がドライバー・ドア用で、ロック・アンロック信号以外にセントラル・ロッキング・スイッチ用のハーネスもあって5本線仕様。ほか3個のアクチュエーターはロック・アンロックの2本線仕様。ドライバー側以外のドアはモーター付きアクチュエーターが入っているのでこの3個は使わないけどね。ハーネスが短くて結線できないので20cmほど延長させる。美意識的には同じ色のハーネスを引きたかったのだが見えないし、ま、いっか。



アクチュエーターをセットしてみた。取り付け穴はオリジナルと同じだ。規格なんだね。移動量も20mmで同じだがキットのはちょっとアームが長いので、その分ずらしてセットする必要がある。

ガシャ、ガシャ、と、いい感じにロック、アン・ロックする。ロックとアン・ロックがリモコンと逆の動作だったので配線を逆にしてやる。

ふぅ~。これで4合目まで登った感じか。


しかーし、まだ難題があったのだ。。。
他のドア3枚をロック、アン・ロック連動させる信号ハーネス3本を既存ハーネスに接続するも各ドアから弱々しく「カシャ」と、音がするだけでロック、アン・ロックしない!

う~~~~~ん。

コントローラーからのハーネスを各ドアまで引いてしまえば良いのだが、この時間かかる作業をあと3回もやるのは、 もう ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/イヤァ~。 

なんとか既存ハーネスを使いたい。。。

そこで、既存ハーネスにオリジナルのアクチュエーター(スイッチのみ)を接続して各ハーネスの電圧を計測してみた。

A:ロック、アン・ロック時とも ⇨ 0.3~0.5V
B:ロック時 ⇨ 0.3~0.8V アンロック時 ⇨ 6~10V 
C:ロック時 ⇨ 6~10V アンロック時 ⇨ 0.3~0.8V
D:常時12V

このようにABCの3本ともロック、アンロック時に微妙な電圧がかかってる。。。 キットのコントローラーのハーネスは単純に12Vが流れるか流れないかなので根本的にコントロール回路が異なっているようだ。。。


電気知識の無い俺は降参しますた。。。

⇦このオリジナルアクチュエーター内のパーツが、そのヒミツ。左下の立方体はリレー、右下の直方体はスイッチ。青いのがたぶんトリガー信号を検出してるんだろうなー。大きな円盤みたいのがコンデンサーだろう。

はてさて、どうしたものか。。。

続く。。。



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