最近、マスタング工場の様相を呈してきたココ。
マスタング吾郎くんはエンジンルーム、俺は操縦席の足もとをゴソゴソ。
ここから摘出したのは。。。
コレ。トランスミッションをATに換装する時に取り付けたブレーキ・ブースター。マスターバックとも言うね。取り付け当初からブレーキを踏むと「シュー」と言うエアを吸う音とともにカックンブレーキに。でも暫くすると正常になるので様子見しながら乗ってた(2年近くも!) でも、この春からシューシューカックンが直らなくなったンだ。
音の出所をチェックしてたらバルブ・ロッドのダスト・ブーツ内にプラスチックの破片を発見。外から触ると中が割れてる。
ブースターとマスター・シリンダーを外してゴム・ブーツを捲ると案の定カラーが割れてた。これが原因だ。ここからエアが漏れてたンだな。
米国から同じパーツを取り寄せた。ブースターだけでよかったのだが、マスター・シリンダー付しかなくて勿体無かったけど仕方ない。
で、取り付けてみると。。。
ブレーキ・ランプが点灯しっぱなし。
なんでやねん!!! ほら↓↓↓
ブレーキ・ランプが点くってことはブレーキが踏まれてる状態ってコトだ。こないだ新品に交換したブレーキ・ランプ・スイッチまで取り外す羽目に。でもスイッチは異常ナイ。再びブースターを摘出して元のブースターとバルブ・ロッドの長さを較べる。同じ長さだよなー。オカシイなー。
吾郎くんはブレーキ・リンケージ・ブロックのシャフトのバカ穴に気づいた。俺はまた逆さまの体勢でもぐってブレーキ・ペダルの構造をチェック。そう!正解!このバカ穴のたった2mmの移動量が重要で、ロッドが2mm長くてブレーキ・ランプ・スイッチを押していたのだ。
ロックナットを緩めてシャフトのネジを締め込んで短くしようとしたらロッドのネジ部が長くてこれ以上短くできないし。そんでサンダーでカット。一筋縄じゃぁ行かねぇなぁ。
再び取り付けてブレーキ・オイルを満たす。
これから面倒なエア抜きだ。
外はとっぷり陽も暮れた。
エア抜きもやってもらう。俺はやったことなかったのでお勉強。なるほどなるほど。
リアも両側。つまり、4輪ともやらねばだ。結構時間がかかる作業。
この時期の作業には、お気に入りの米海軍爆発物処理班のTシャツを着る。横田基地祭にコブラを展示した時にゲットした実物♪
完成!
これで普通にブレーキが効くようになった。
吾郎くん、さんくす!!!
2 件のコメント :
普通の状態にするまでの不具合洗い出しが、大変なんですよね(笑)
そう!フツーの状態にするのがね。
気になる不具合が想像以上にあるンだなー。
コレをプロに任せると時間換算だから工賃がべらぼうにかかる。だから自分でコツコツやるしかないンだけどさ。
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