Q:コレは何でしょう?10秒以内に回答できたら変な人に認定w
アルミ&削り出しフェチの方には堪らないブツですな。
A:外径110mmφ、20mm厚のこのリング、察しの通り(誰も察してないかw)、コイル・スプリング・スペーサーだ。クラシック・レンジローバーのボディの傾きを修正するために使用する。当基地の機体は約20mm右に傾いていたのだ。水平の出ている格納庫で見るたびにその傾きが気になって気になって。一度気にするとさらにその想いが強くなるのがAB型の悪いところ。
んで、ついにコレを入れて修正することにした。当時のディフェンダーなんてひどいのになると50mmくらい傾いていたとか。
シルバー部分が目立つと美しくないのでシャーシ・ブラックをさっと吹いておく。
当基地は作業スペースが狭いので、シェルビーアジアの軒先を借りに来た。
ホーシング部(デフ)をジャッキ・アップしてフレームにウマをかける。そしてホイールを外してゆっくりジャッキを降ろすと脚(コイル・スプリング)が伸びる。
実際は反対側のシャーシにもウマをかけてホイールを外してやらないと伸びが足りずにスプリングを外せない。横着して片側だけだとスプリング・コンプレッサーが必要だ。
スプリング・プレートとスプリング・シート(受皿)を留めているボルトを緩める。
リアはスプリング上側は固定されておらず、ボディが載っているだけ。
スプリング・シートの下にスペーサー(矢印)を滑り込ませ元通りに組み立てる。
ここでちょっと問題発生。20mm厚くなった分、20mm長い10mmφ並目ボルトがキットに付属してきた。しかし、この車両側はインチボルトの細目だったのだ。運良くシェルビーアジアの在庫に中古ボルトがあって間に合わせることができた。
たくさんの毒蛇たちに交じっての作業。コブラにも英国の血が通ってるからね。
翌日が雨の予報で、暖かいくらいだった。
もうとっぷりと日も暮れてきた。これからフロントだ。
この日の作業はプロの吾郎くん(独身)にだいぶ手伝ってもらった。ありがとう!!!
スプリングが縮んでいるうちにスプリング・コンプレッサーをかけ、ジャッキを下げて行くと自然とスプリングが外れる。フロントのスプリングは上下とも固定されていないからね。
フロントはショック・アブソーバーがコイル・スプリング内にあるのでロア側のナットを緩めてスプリング・シートとともに浮かせてからスペーサーを入れてやる。
こんな感じ。20mm厚でもスプリング・シートが凹んでるからあんまり目立たないね。
フロントのスプリング・シートを留めている2本のボルトは、キット付属の10mmφボルトでイケた。フロントがミリでリアがインチ!? 不思議だー。
完成~~~ヾ( ^-^)ノ ボディが水平になってスッキリ!
田邉さん、吾郎くん、アリガトゴザイマシター!!!
☆ ☆ ☆
このブログ書いてて視線を感じて振り返ると。。。
ティの来て来てサイン。おなかポンポンをしてもらいたいのだ(゜▽゜*)
昼前から雪が降ってきた。
横浜にも大雪警報。
夕方には15センチも積もった。
明日の出勤は大変そうだ
(><)。
2013/01/14
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