2012/02/26

マスタング ついに塗装入場♪♪

いよいよ大詰めを迎えたマスタング。ストライプの入れ直しのためにトノックスに入場した。隣のは米空軍で使用中の現役アンビュランス(救急車)。FORD F-350だ。デカイ、カッコイイ(゜∀゜)。 たぶん、厚木基地から持ち込まれたンだろうな。リアの箱上部をぶつけたようだ。サイド・パネルまで歪んでる。重症だ。ここは消防、警察、機動隊、自衛隊などの特装車両も「製造」する工場だから何でもこなす。



おっと、ハナシがいきなり脱線した。俺のマスタング、米国で売りに出されていた際に入れられたストライプはその辺にあったソリッド・ブルーをテキトーに吹いただけのものだった。本来はガーズマン・ブルーと呼ばれるメタリックなんだナ。そう、シェルビー・コブラなど蛇族の純正色。シェルビーアジアの田邉さんが本国シェルビーから取り寄せたホンモノ塗料を提供してくれたのでそれを使用する。↓コレはオリジナルのストライプの寸法だ。素人は前から後ろまで全部同じ幅だと思うだろうケド、違うんだナー。
簡単に入れ直すと言っても実際の作業は結構面倒だ。ストライプを入れる本来の方法は、まずストライプ部をマスキングしてホワイトを塗装、その後にホワイト部をマスキングしてストライプを塗装すればストライプとホワイトとの段差が無くなる。そして全体をクリア塗装で仕上げる。俺のはホワイトの上にただブルーを入れているので塗装に段が付いている。しかもルーフのラインがちょいと曲がってるのも発見した。オイオイ、やっぱりテキトーだったか(@@)。なので今のストライプをすべて削り落とす。つまりホワイト部分もやり直しになる。ちなみに'65マスタングの純正色は、やや黄みががったウィンブルドン・ホワイトだ。塗装もピンキリで、エンジンまで降ろしてフレームをドンガラにして全面剥離まですると300万円コース。当基地は限られた軍備費だし、次期主力戦闘機の組み立て費を貯めなきゃならないので、田邉社長に値切ってもらって、納得できる仕上がりの最低ラインでやってもらうことに決定(緑川さん、すみません。。。)。まとめてやろうと思っていたボディ各部の細かい塗装の剥がれは自分で修正することにした。ま、そゆとこは旧車の味だしね。この日は月曜、有休とってトノックスまで打ち合わせに来たンだ。なんだよ、仕事とクルマとどっちが大切なんだヨ!クルマに決まってンだろー!!! と、言いたいところだが、もちろんドッチモだ。稼がんと基地のローンも、クルマも維持できんしナ(´ω`)。

トノックス帰りにシェルビーアジアへ寄ると、427コブラ8台、289コブラ1台、デイトナ・コブラ・クーペ2台の計11台の蛇がとぐろを巻いていた。外に試乗車があるし、4台の427が横浜港に着いていて、もう入りきらない。ローリング・シャーシで輸入される個体にはエンジンとミッションを載せて納車する。米国マクラスキー社から助っ人で来ているジャック・バイキングさんも大忙し。予定の3週間じゃぁ帰国できないと見た。Youはこのまま日本にステイだね、と言ったらNo!No! と、言っていたwww
















その前の日、ストライプ入れの前打ち合わせにティを連れてシェルビーアジアに行った。卸本町の敷地内は私有地だし、土日は休業なので人もクルマも通らない。振り返るとこの写真の2倍くらい長い道が続く。


大人びた高校1年生の娘さんをヨコに乗せてコブラを買いに来たお父さんの白馬。皮肉にも同じFIAT傘下なのに、150倍くらいの価格差がある残念な写真orz




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