2024/11/07

GT40 ステアリング考④

 

GT40のステアリング クイック リリース システムが届いた。ワークスベルの RAPFIX Racing 溶接タイプ。品質世界一のボールロックシステムだ。

メッキの質感が俺のBERETTA 1301 Comp の 機関部(ボルトやチャンバー)と同じ。




ホントにガタが無い(実際に取り付けてみないとだが)。

そして、ステアリング外した時のプラグが小さくて目立たずヨイのである。










レース出ないけどレース規定色(限定黒は完売。。)。 黒塗装しようと思うが、操作するものなので塗装が剥がれる可能性もある。。 取り付けてから考えよう。








アストンマーチン「ヴァルカン」「ヴァルキリー」に純正採用されてる(1分56秒あたりから↓)。

https://youtu.be/sEVOFYZz4zY?si=QVO2Md8kzfJYqIQ7&t=116


ここからは溶接作業なので工場に持ち込み。

そして、3穴-モトリタ6穴変換アダプタもワンオフで作ってもらわないと...。




どのクイックリリースシステムにするか、納車後から10か月悩んだ。薄くて目立たない製品を探したのだが、モトリタのPCD78mmの6穴は世界でGT40だけなので、そもそも合う製品が無い。SPF GT40mk2から外したクイックリリースを持っていたのだが、持ち去られてしまったし…。

薄型の安いのをテストで買ってみたが、ダイキャストで割れそうだし、ガタ出そうだし。。結局は信頼のおける日本の製品を選ぶことにしたのである。


2024/11/06

GT40 ステアリング考③


英国Moto-LitaからGT40の特注ステアリングが到着。4~6週間とのことだったが、4週間かからなかった。DHLによる通関消費税は5800円。取次配送の佐川急便は置き配してくれないので(発送者指定なら可)小田原営業所まで取りに行った。さて、開封は帰投してからのお楽しみ。指定通りにできてるかな?











いよいよ...。








おーっ! なんか、雰囲気イイぞ。










ふぉ~~~っ! バッチリだ!! 思い通りの仕上がり。本革の香りが♬ 


GT40純正のステアリングメーカーは、1958年創業の老舗 英国のMoto-Lita社。そのMoto-Litaが作ってくれたなんて幸せ。60年代当時のクルマはステアリングが大径でグリップが細いのだ。


オーダー内容は以下の通り。

①直径を大きく15inに(SPF GT40から外したのは不思議な14.5in)

②グリップを細く(周囲4in→3.5in)

③スポークに被さるスパッツを短く1inに(スポークが長く見えるのでさらに大径に見える)

④スポークの表面仕上げをマットに(SPF GT40はサテン)


比較すると↓




















奥がSPF GT40mk2に付いてたステアリングでサテンフィニッシュ、
手前が今回特注したものでマットフィニッシュ。
0.5in大径になって、スパッツを短くしたから、さらにスポークが長く見える。
グリップも細くて60年代っぽさUP。


0.5in大径にしただけでこんなに違う。




これも重要な刻印。









Moto-Lita社の現在の社屋。ここで作られたのかー。感慨深い。










さて、出来上がったステアリングにクイックリリースシステムを追加して取り付けなければ。



2024/11/04

GT40 タイロッド調整


まっすぐ走ってるのにステアリングが明後日の方向を向いてても平気な人っている?? 俺はすごくイヤ。なのでタイロッド調整してまっすぐに走ってる時はステアリングもまっすぐな向きになるように調整した。


↓コレ気持ち悪くね?











ステアリングが右に切れてるってことはタイヤが左を向いてるので右に向けてやる。


両側とも簡易メーターを設置。念のため。箸と竹串製(笑)。



前側のタイヤ間の距離を測っておく。1490mm。













タイロッドの両端のロックナットを緩めてからタイロッドを左右輪とも同じだけ廻す。左を伸ばし、右を縮めて、タイヤが右に切れるようにする。まずは1回転のみ。あとは実走して何度かやり直して調整だ。












この状態で前後に動かすだけで切れ角の違いが分かる。


やっぱ直進時はステアリングはこうあるべき。









何回か実走チェックしないとだが、今回はタイロッド左右1周で様子を見ることにする。


GT40 車載ジャッキ固定 & スペアキー加工

 

GT40、フロントに積んであるジャッキ触ったら置いてあるだけでガタガタ動く。えーっ!固定してないじゃん!!これじゃぁしょっちゅう飛び跳ねるがな。段差でガコガコしてたのコレか。DAISOの赤いゴムバンドで応急処置。まぁこれで充分だけど。




























あと、キーが1個じゃ心もとないのでスペアキー作ったンだがキーシリンダーの挿入口が微妙で廻らないのでちょいと加工。


2024/11/02

GT40 ヘッドライトユニットカバーのネジ穴補修②

 

中断してたGT40のライトハウジングのバカになってたネジ穴修復の続きと、ベタベタガムテを撤去したので防水テープを貼り込んだ。

この自動車用の防水テープは上手く貼れば90度カーブもOK。





セットで安かったのでポチリ。





ポンチでクッションテープに穴を開ける。もちろんハンマーで叩かずにクリクリやる。ボディを傷めない程度に、だ。




スパッと丸く取れるわけではないので少しずつめくる。。







ここまでしなくて良いのだろうけど。閉じちゃえば見えないし。

















普通はこのように防水テープが貼ってあるべき。





FRPで塞いだ穴のセンター出し。

適当にネジをねじ込むとズレるから。



















ハウジング内に掃除機かけてから蓋をして完了♬
















ふぅ。ライトの光軸からなんだかんだ手間がかかった。こういうのをプロに頼むとお互いに不幸になる。できることは自分でやろう。

ンで、いつも目に付くポリバケツブルーに塗装されてるラジエータファンを黒塗装したいがリベットでガッチリ固定されているので外せない(泣)。ドリルで揉んでラジエーターごと外せなくは無いが、こういうクルマはピッタリ元通りに付くとは限らないので。ここは後回しだ。。



2024/11/01

今日のタヌキ


今日のタヌキ。4人来たけど冬まで下の段には鳥の餌を出さないことにしてるからから3人はやがて退散。一番慣れてるこの子は帰らないでフセしたりで待ってたのでパチリ。かわええ。

















#タヌキ #狸 #箱根 #強羅 #CAMPHAKONE


2024/10/21

GT40 ドライビングライトカバー清掃

 

GT40、ドライビングライトカバーを外したついでに清掃。パーツクリーナーで拭いても拭いても汚れがなかなか落ちない。もちろんハウジングやライトレンズも。こちらも真っ黒。










清掃前はグローがかかったようなボケた見え方だったが、清掃後はクッキリスッキリ♬ 写真じゃあんまりわからんけど肉眼だと一目瞭然。




2024/10/16

GT40 ヘッドライトユニットカバーのネジ穴補修①


GT40、ヘッドライトユニットの蓋のネジがバカになっているところをFRPで修正した。レジンにファイバーのパウダーを混ぜて硬化剤を半滴垂らしてよく混ぜて爪楊枝で穴を塞がないように上手に盛ってやる。真冬と違って硬化時間が短いので手早くやる。


ホントは裏からテープで塞いで穴が塞がるようにたっぷり流し込み、硬化してから穴を空けるのだが、横着してこんなw でも充分でしょう。


ついでに中を掃除機かけて小石やゴミを吸い出して、粉まみれのライトユニットを清掃。











さらに、ワイヤリングのテーピングが左右ともビロビロに剥がれていたので自己融着テープで補修。












アルミ製の蓋は洗浄してからガムテープの糊跡をパーツクリーナーで溶かしながら大変な思いをして取り去った。もちろん本体側も。












ガムテは段ボールの梱包以外に使うもんじゃない!まだまだ続く。。