ガレージの懸案だったエアコンをついに設置。暖房は灯油ファンヒーターが圧倒的に暖かいので冷房目的である。ここ強羅は森の中で真夏でも涼しいのであるが、ガレージの天井はカンカンに陽が当たるのでやっぱり蒸し暑い。天窓を開けたり2台の高効率な工業換気扇で溜まった熱気を抜くことはできるけど、より快適さを求めるならやっぱりエアコンが必要だ。
20坪、約45畳なので下から3番めの10畳用にした。居住棟も53畳を同じ10畳用で賄っている。俺は冷え過ぎはキライなのでまったく充分なのである。
Y!ショッピングで本体やダクト類が届いた。配管キットや架台などはホームセンターで。
まず室内機の据付板を取り付ける。これつけるといよいよという感じでテンションが上がるよ。
さて、ここからちょっと手間がかかった。室外機のバラシである。火山ガス(硫化水素)から銅・鉄・真鍮を守るためにコーティングする。温泉地の宿命である。
冷媒管はこのように銅管だらけだ。除湿機は毎年穴が空いて冷媒漏れしている。
マスキングが面倒くさい。
マスカーがひらひらと塗装面にくっつくのでマスキングテープで押さえたり結構大変。
だんだん飽きてくる…。
梅雨前のドピーカンに何やってンだか。
マスキングしてて、うーん、と、思ったこと。結構奥まっていてスプレーしにくい部分はどうするか。多めに吹くと垂れがすごいし…。ンで、作ったのがコレ。潤滑剤のノズルを移植して、先っぽをライターで炙って90度曲げた。
結果はバッチリ!噴射の反動でノズルが反るのでそれを見越して吹く。
今回はジンクコートにしてみた。
居住棟のエアコンもエコキュートもソフト99のボデーペンのクリアだったのだが、冷媒管なので放熱のことを考えて亜鉛ということで。クリアだとマスキングしなかったかも知れないが、マスキングの手間はあるが塗り残しのわかるジンクコートは作業がしやすい。
次、制御基板。パナソニックの制御基板はシリコンディップでコーティング済と謳われているので安心だったのだが、ジンクコートを吹きながら基盤裏面を覗くとなんかコーティングされてないみたい。
上面は確かにやってある。
隙間から確認できていたけれど、やはり裏面はコーティングされていなかった。上面はヤモリが入り込んだり雨水が溜まったりでショートする事案が発生したかららしい。裏面はICやコンデンサーが剥き出しである。インタホンの基盤で使った防湿コーティング剤が8割方残っているので塗ろうと出したら中身が固まってて再度発注…。
いよいよ組み上げである。そこで一点、疑問が発生。
制御基板のコネクターはすべて形が違うので接続間違いが無いということで、ぱーっと全部外してしまったのだが、あとでよくよく見たら、コネクターの数が2個多い!極小のと普通のと。あれ?どこかに線があったっけな?と、ネット調べたりで時間食ってしまった。ほかに配線は無いし…。サービスポートかもな。ま、設置して試運転して問題なければいいや、ということで。
外板を留めているビスを外すと外板の塗装が剥げてしまっている。アイボリーの塗料を塗って締め込むと剥げた部分が覆われてリカバリー。
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