すでに10月なのに! まだまだカシノナガキクイムシの攻撃は止まない。
全国で猛威を振るうナラ枯れ現象。日本の里山が全滅⁉
カシノナガキクイムシ、体長5mmの甲虫。0.3mmのシャーペンの芯みたいなちっこい虫が穿入して出すフラスと呼ばれる白い木の粉が証拠だ。
こいつが持ち運ぶ菌を栽培して木のセルロースを食料に換えて幼虫に与える。その菌が木の水を吸い上げる管を詰まらせてひと夏に一気に枯らしてしまう恐ろしい甲虫だ。一夫一婦制で子供を育てる賢い虫なのだが翌春に1本の木から数万匹が脱出してまた多くの木を枯らしてしまう。
白神山地も全滅するのか…。NHK秋田のニュース映像をぜひ観てほしい。森が再生するまで50年はかかる。絶対ヤバいって!
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20190925/6010004924.html
当CAMPのナラ枯れ被害は谷底から生える1本だけだった。しかし、近隣の被害は相当数の本数におよぶ。
当CAMP内のカシナガ被害を受ける樹種の健康木は6本程度あるミズナラである。樹齢50~100年ほどの大径木で、敷地内に彩りを添える大切な木だ。
9月時点で、レインボー薬品さん曰く、この時期は樹内での活動期なので、薬剤を散布するのは来年5月中旬でよいが、念のため確認を続ける方が良いとのことだった。カシノナガキクイムシのマスアタックを警戒して数日ごとにパトロールしていた。
今日、ふと谷の脇にあるミズナラに呼ばれた気がして熊笹を分け入って確認しに行くと、フラスを発見したのであった。
マジか!もう10月だぜ。今年も台風のせいで天候不順だったし、暖かくてまだセミが鳴いてたりしたからか…。
手持ちの殺虫剤を吹き付けるとゴソゴソとちーっこい虫が出てきた。これがカシノナガキクイムシである。写真はすぐに隠れられてしまったが。家庭用のピレスロイド系殺虫剤では効かないようだ。
くっそー! 絶対に守ってやる! 俺はやられると一気に熱くなって徹底的に戦うタイプなのである。まだ軽症なので、絶対に枯らさないぞ!
んで、スミパイン乳剤を入手したいのだが、すぐ来るアマゾンもヨドバシも扱ってないのねщ(゚ ロ゚щ) Yahoo!ショッピングも楽天も、日数待てば買えるので早めに買っておけばよかった…という、後悔…。
ホームセンターも農協も森林組合も電話かけまくったが知らない薬…。
メーカーさんに、明日・明後日に作業できるように、すぐ買いに行ける小田原か御殿場に置いてある店があるか問い合わせ中。
ガレージ前のこの木は、どうだろ、樹齢100年くらいかな…。
絶対に守る!
0 件のコメント :
コメントを投稿