2018/03/20

ガレージ内電気配線作業 その1


いよいよ配線作業。その前にVE管をカットしまくった切断機を片付けて飛び散った大量の切断粉をお掃除。

長距離の配管内をVVFケーブルがスルスル通るわけもないので、一度組んだ配管を全バラしてケーブルを押し込み、反対側からグイグイ引っ張りながら通して行く。

まずは一番厳しそうなところから。VE22に3芯1本と2芯3本が通るところがある。テレビとLED照明用で合計150W程度なので容量的にも発熱の心配はないので強行。



一箇所やるのにあっちの脚立とこっちの脚立を行ったり来たりの上り下り。2人いると良いのだが、あーだこーだ考えながらやるので1人が気楽かな。


通線作業は甘くない。場所によってはシリコン・スプレ
ーで潤滑させ、業界用語でスチールと呼ばれるワイヤーも一部使用してケーブルを通す。もうワン・サイズ太い管にすればよかったなー。後悔後に立たず。



分岐点にすべてジョイント・ボックスを設けてそこでいちいち結線すれば短いケーブルを通すだけで済んだのだが、そんなこと頭になかったので長距離を1本で通さねばならなくなった。特にチーズの90度を通すのはホント厳しいワ。ケーブルの管内抵抗で引っ張る腕が痛い…

管内が狭いからと言ってVVFのシース(被覆)を剥くのはよろしくない。いよいよとなれば単芯のIV線を用意してあるのでそれを使う予定。IV線の被覆はしっかりしているので。

まぁ、ケーブルはなるべく寸断しないほうが良いし、何より配管がスマートであるので、コレでよし。だ。と、プラス思考プラス思考。。。


ebayで米国より届いたアメリカン・スイッチに送り線をセットしてやる。
















未来工業製の露出スイッチ・ボックス。しつこいがホームセンターでは売っていないミルキー・ホワイトという色の製品である。配線の被覆を剥いて、非接地線はのの字加工してスタンバイ。














差し込みコネクタは3穴のWAGO製を箱買いしてあるのだが、ココは4穴必要だったのでホームセンターで見つけた価格1/3のニチフ製5穴で済ますw

アース線は照明スイッチだけなので今は繋がない。後々、この下に配管延ばしてコンセント・ボックスをつける時に使用する。



LEVITON 1461-GLW 15 AMP 120V TOGGLE SINGLE-POLE QUIET SWITCH ILLUMINATE。

待ちきれず通電してみた。

想像通りイイ感じー。

このメロンソーダのようなグリーンの色味が、こう、なんてゆーか、俺に刺さるのだ。






配線を済ましてセットしてみる。3連はメカニカルでカッコイイぞ。
















待ちきれずスイッチ・プレートをセットすると、あら?合わない。スイッチが奥にあってトグルの周りがプレートにツライチにならないのだよ。仕方ないのでφ4mmのワッシャーを3枚ずつスイッチに6ヶ所入れて手前に浮かす。何枚入れれば良いのか枚数変えて組んだりバラしたり、セットする時もワッシャーが落ちちゃうのでこれまた大変。けっこう時間喰った。ふぅ。ぴったりだ。ワッシャー入れる枚数はプレートの種類によって1枚だったり2枚だったりもする。こうして高さ調整しないとならないってどこにも書かれてないかも。。。 

















それと、このスイッチ・プレートの色はホワイトではなく、ライト・アーモンドだ。ライト・アーモンドが未来工業やパナソニックのミルキー・ホワイト用となる。


点灯♪ いいぞー、イメージ通り。


ちなみに、マイナスネジって日本ではもうほとんど使われてない。ヒストリックカーなど含め、レトロな世界の象徴でもある。ネジのマイナスの向きは垂直派と水平派がいるらしいが俺は水平にしてみた。だって記号として水平棒だからマイナスって読むのかとw


【追記】2018/3/25

このプレートってLEVITON製じゃなかった(゚Д゚) !!! 裏面の成型にMEXICOの文字が入っているがメーカーは不明。ebayで届いたプレートの方を開封してみたら表面がツルツルで質感がぜんぜん違う。裏返してみたらLEVITONって入ってるじゃないの。LEVITON製ならワッシャー入れなくてもピッタリ取り付けられるのかも。しかし、今取付を進めているプレートの方が質感が全然良い。なのでこのMEXICOシリーズで統一することにしたョ。


【追記】2018/3/28

訂正!COOPER製でした(;'∀')。裏面の成型をよく観たらCOOPER Wiring Devicesの文字があった。慌てないでちゃんと見ろ、俺!!!



お次はコンセント。アメリカン・コンセントって初めて使うので、念のため、どことどこが通電してるのかテスターで研究しておいた。これ重要。

これまた最初に送り線をセットしてやる。送り線の長さをみるためにコンセント・プレートに載せてやると良い。













アースのみ送り接続ができない感じ(方法あるのかな?)。横着してアース線の被覆を2ヶ所剥いてアースネジのところにぐるんぐるんぐるんと3ヶ所巻いて連結した。これ結構確実だと思うがプロはどうすんだべ。





















わー、お顔が並んでてカワイー、と、女子に人気のファニーフェイス。Leviton T5320-TMP 15 Amp 125V Tamper Resistant Duplex Receptacle Light Almond。この製品はつまり差し込み口にシャッターが付いているのだ。蜘蛛さんとかが入り込んだら困るので。

コンセント・プレートをセットして完了。ふむふむ。これまたイイ感じ。

~列ってGANGって言うんだね。これはLeviton 78030 3-Gang Duplex Device Receptacle Wallplate, Standard Size, Thermoset, Device Mount, Light Almond。

プレートはサイズが2種類ある。露出ボックスにはこのStandard Sizeじゃないとダメ。Midway Sizeはひと回り大きい。要注意だぞ。




ここはジョイント・ボックスを兼ねて分岐させてるョ。


アメリカンなスイッチ&コンセントはスイッチやコンセントの取付時の微妙な傾きでプレートとの隙間が変わっちゃうので、チリ合わせに結構神経を使う。つまり時間を使うということだ。それに結線方法もひとクセある。

パナソニック製に比べて取付時間は数倍はかかるかも。プロが同一料金で作業してくれるとは到底思えないなー。





とりあえず、試しにこれだけ取り付けてみた。これがあと何箇所あるんだよー。照明もやらなきゃ、センサースイッチも4ヶ所ある。。。

うー、考えないようにしよう。。。



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